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テーマ:猫のいる生活(136024)
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神戸の異人館にほど近いとこに「竹中大工道具館」と云うものがあります。
古くから使われて来た大工道具だけを展示している珍しい資料館です。 道具と云うのは、時代時代でどんどん変遷されていくのがよく分かる展示をしています。 ちなみに中学生以下は無料なので、神戸の異人館やハーブ園なんかを訪れたついでに立ち寄るにはいいです。 「竹中大工道具館」のオフィシャルホームページ 釘1本打つのも、ホッチキスのオバケみたいな道具使ってますなぁ。 電動工具でなくても、様変わりした道具があります。 ひとつは「墨壺」。 糸車に巻き取られている糸をぴんと張り、糸をはじくと材木の上に直線を引くことができる道具ですな。 古代中国から入ってきたものですが、法隆寺に使われている最も古い木材に、墨壺を使って引いたと思われる墨線の跡がありますし、正倉院に現存する最も古い墨壺が保管されていますので、なんとも歴史の深い道具なんです。 これが今ではレーザー光線で直線を材木上に表示する装置が販売されるようになったため、墨壺の利用は激減してしまったのです。 建築現場なんかで利用される「水糸」はかわらず使い続けられてるようですが、ここでもレーザー水準器が活躍してるようです。 「火熨斗(ひのし)」ってご存じですかぁ? 炭火を中に入れて、その熱で布のしわをのばす道具です。 まぁ、云ってみればアイロンの小型版ですな。 これは電気アイロンが普及する昭和30年頃まで使われていたそうです。 洗濯板と洗濯たらい。 と、くれば固形石鹸の出番ですな。 今、これを使ってる人って居るのかしら? 靴下などの汚れの酷い部分を予洗いするために使われてる方はいるのでしょうね。 100均なんかでも、小型のプラスチック製洗濯板が売られてたりしますものね。 蚊帳(かや)の歴史は古くって、古代エジプトのクレオパトラも愛用していたと云う記録が残っています。 日本では昭和後期からは網戸が普及したのと、エアコン利用で閉め切ったり、殺虫剤の広まりなんかで使用が激減したのですが、今になってエコロジーや薬品アレルギー対策として見直されてるそうです。 蚊帳って、くぐるとき独特のニオイしませんでした? 事務用品でいちばん使われなくなったのは「ブロッター」でしょう。 なんせ万年筆そのものの出番が減りましたからね。 昔は小切手なんかの金額を書くのはボールペンではダメで、必ず万年筆とされてましたが、今はど~なんでしょう? ブロッターは万年筆で書いた後、曲面を滑らないように押し当てることで余分なインクが吸取紙に吸い取られる仕組みですな。 ハンコを押すときにも使われました。 「袖カバー」とか「腕抜き」と呼ばれてた、事務員が袖口を傷んだり汚れたりしないようしてたカバー。 今でも売られていますが、ついぞしている人を見たことがありません。 昔はあのカバーをしていることで、来客と識別するためにも使われていたそうですね。 日本のTV受像機生産台数が世界1位になったのが1969年(昭和44年)。 この頃まで生き残ってたか分かりませんが、昔はTVに専用の幕がついてて、観ないときは降ろしていましたな。 あれは結局なんだったのでしょう? TVが貴重品と云う象徴だったのですかね。 中之島公園の猫たち-SAVE THE CATS IN NAKANOSHIMA PARK-」 整備工事で閉鎖になった大阪の中之島公園。そこに暮らしてた約70匹の子供たち。 心あるボランティアのご尽力で「猫の部屋」と呼ばれる仮住まいを得ることができました。 すこしずつ里親さまも決まってきてますが、まだまだ多くの子供たちが良いご縁を心待ちにしています。 なを「中之島公園の猫たち」では恐縮ですが現金によるご支援は一切お断りしております。 「公園ねこ適正管理推進サポーター制度」が実施されています。 そちらのリンクもありますので、大阪市在住の方はぜひ見てください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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