|
テーマ:猫のいる生活(138859)
カテゴリ:カテゴリ未分類
私は女優ダイアン・キートンが大好きです。
一時期、映画監督で俳優のウディ・アレンと交際してましたが、結局別れましたね。 その後、俳優のウォーレン・ベイティ(ウォーレン・ビューティー)と付き合ったり、アル・パチーノと交際してたときもあったけど、結局、誰とも結婚しないまま今年72歳になってしまいました。 ウディ・アレンが脚本・監督した1987年の映画で、「ラジオ・デイズ」と云う作品があります。 第2次世界大戦開戦直後のニューヨーク。 クイーンズ地区のユダヤ系移民の大家族と、その家族の一員である小さな少年が、ラジオから流れる名曲の数々をテーマに当時の文化や市民生活を描いた作品で、云わばジョージ・ルーカスが監督した「アメリカン・グラフィティ」を彷彿とさせる作品です。 トミー・ドーシー、アーティ・ショー、グレン・ミラーなど懐かしい顔ぶれの楽曲が映画を彩っています。 この映画で、ダイアン・キートンがニューイヤー歌手として登場してるどころか、実際に歌を歌っているのです。 ダイアン・キートンが"歌"! 少なくとも、彼女のプロフィールに歌手と云う項目はありません。 それもフル・バンドをしたがえての本格的な歌手役なんです。 ここで歌われたのが、ジャズのスタンダード・ナンバーとして名高い「ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ」です。 コール・ポーターの作曲ですね。 1942年に公開された「Something to shout about」と云う映画の挿入歌でしたが、その後、さまざまな歌手がカバーして、いちやくスタンダード・ナンバーの名曲として認知されました。 日本では八代亜紀までカバーしてます。 この曲をダイアン・キートンが吹き替え無しで歌っているのです。 いやはや、恐れ入りましたとしか云いようがありません。 この曲はダイナ・ショアの歌が特に有名ですが、ダイアン・キートンはもっとしっとりと歌ってますね。 と、云うか、パンチがないなぁ... これは、いくらダイアン・キートン ファンでもがっかり。 「ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ」で云えば、ありきたりだけど、ヘレン・メリルが歌ったものがやっぱ印象深い。 なんとも云えないハスキー・ボイス。 この声は「ニューヨークのため息」と云われているのですね。 セイコーウオッチの「ドルチェ&エクセリーヌ」のCM曲としても使用されました。 「ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ」は戦場に送られた青年が、愛する女性を思う気持ちを歌い上げたナンバーなんですね。 この歌手もステキですよ。 ニッキ・パロット。 オーストラリア出身のウッドベース奏者でヴォーカリスト。 小さい頃はピアノとフルートを演奏していたらしいです。 この曲の途中のスキャットがなんともいい雰囲気です。 同じニッキ・パロットで、こんな曲もカバーしてます。 シャンソンの代表的な曲「枯葉」。 マルセル・カルネ監督の映画「夜の門」で挿入歌として使用されてましたね。 さて、ダイアン・キートンのお話しに戻しましょうかねぇ。 しかもベット・ミドラーとゴールディ・ホーンの3人タッグと超豪華版。 「You_Don't_Own_Me」。 ゴールディ・ホーンもいいですね。 ゴールディ・ホーンは女優の他にダンサーでもあるので、踊りはお手のものでしょうが、彼女も歌うとは知りませんでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|