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テーマ:猫のいる生活(136639)
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円谷プロで「ウルトラマン」や「ウルトラセブン」の演出してたのが実相寺昭雄。
その奥さんが、きのう取り上げた「華岡青洲の妻」で脇役やってた原知佐子。 と、云っても、もうご存知ない方の方か多いでしょうね。 私が知る限り、原知佐子主演映画なんて1本もなし。 常に脇役に徹してた女優さんです。 もう他界してます。 原知佐子は1982年公開された栗原小巻主演の「ひめゆりの塔」や、江藤潤主演で1975年公開、私の大好きな「祭りの準備」なんかにも出演していますが、最も有名なのは70年代のTVドラマで山口百恵の「赤いシリーズ」でしょう。 ここでは百恵をいびる役で存在感を出してました。 原知佐子は小学校在学中に教師から「この子は宝塚に入ったらいい」とおだてられて、宝塚歌劇団と松竹歌劇団を受験するのですね。 ところが、どちらも見事に不合格。 それでもめげずに新東宝の「第4期スターレット」を受けたら合格。 第4期スターレットの同期と云えば三ツ矢歌子がいます。 そんな原知佐子は、スーパーヒーロー映画にも出演してるのですね。 なんと1958年に宇津井健が主人公の宇宙人を演じた「スーパージャイアンツ」! これは、とてもSF映画とは呼べない代物で、なんとも泥臭い映画なんですが、これが不思議と受けて確か9作くらい作られてます。 原知佐子が出演したスーパージャイアンツはシリーズ2作目の「宇宙怪人出現」。 スーパージャイアンツの名前の由来は配給会社の新東宝社長 大蔵貢が大の"読売ジャイアンツ"ファンだったから(笑) 着想そのものは、当時大人気だったアメリカのTVシリーズ「スーパーマン」です。 なんせ人間をかかえて宇宙を飛び回っても、宇宙服なし、酸素マスクもつけない人間が平気の平左(笑)。 あげくの果てに、スーパージャイアンツと機動隊が協力して、UVガスと云う毒ガスを使って宇宙人の集団を殺してしまう。 これが子供向けの映画なんですから、子供への影響なんて考慮してなかったのか? スーパージャイアンツの第一作目が公開された1957年は、ソ連が人類史上初めての人工衛星「スプートニク1号」を打ち上げた年です。 なので宇宙に対する関心が高まったころなんですが、日本人はまだまだ宇宙に対する知識が貧弱で、なんでもアリの作品しかできなかったのでしょうね。 私はこの映画をTVの再放送で観た記憶があります。 そもそも、主人公は1人だけなのに"ジャイアンツ"と複数形なんですから、この時代の日本人の英語浸透力が窺い知れます。 このスーパージャイアンツもスーパーマンと同じで、普段はソフト帽に背広姿の紳士です。 60年代初頭の日本なんて、今の中国と同じで、なんでもマネするのは常識。 それもオリジナルより数段稚拙な。 そんな時代のスーパーヒーローですから、こんなモンでしょう。 その名も「遊星王子」! 演じてるのは、何と!梅宮辰夫。 これはTVドラマ「月光仮面」の後釜で、日本初の宇宙人を主人公とした同名のテレビヒーローを映画化したものです。 こっちの上映は1959年ですから、スーパージャイアンツの1年後。 のワリに進歩の「進」の字もありません(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
パパゴリラ!の記憶の中には、原知佐子さんと云う名前はありません。
スーパージャイアンツと云う映画も有ったんですね。 これも全然知りません。 宇津井健さんと云ったら、やはりザ・ガードマンですね。 2枚目役の俳優さんだと思っていたのですが、こんな被り物まで被っていたんですね。 (Jun 1, 2021 06:12:40 AM)
原知佐子さんのお名前は覚えているのですが
どうしても顔が浮かびません。 シン・ゴジラにも出ていらしたのですね、 その他赤いシリーズのドラマや 子供が好きな作品など数多くの作品に 出演された俳優さんだったのですね。 三ツ矢歌子さんは顔も声も覚えています。 作品は記憶に無いのですが。 (Jun 1, 2021 07:01:11 AM)
今、見ると学芸会みたいなレベルに思っちゃいますね~( ´∀` )
(Jun 1, 2021 08:28:26 AM)
こんにちは。
宇津井健さんがスーパーものを演じていたとは、かなりの驚きでした。 若い頃はなんでもありだったのですね。 私がまだ生まれていない時代なので、全く見たことはないですが、面白そうです。( *´艸`) (Jun 1, 2021 10:22:11 AM)
こんばんは
原さんより若い頃の宇津井健さんや梅宮辰夫さんに興味があります もしろそうですね ビートたけしさんとコントやっていただきたいです (Jun 1, 2021 02:24:41 PM) |