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テーマ:猫のいる生活(136636)
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サッカーの試合で審判からレッドカードをもらうと一発退場ですね。
イエローカード2枚でレッドカードですが、それ以外にも殴る、蹴る、噛んだりつばを吐くのも即レッドカード。 侮辱的や差別的、下品な発言や身振りをした場合もレッドカードですね。 これは国際サッカー評議会によって定められてる規則です。 サッカー強豪国のひとつ、イタリアでサッカーの名前は「カルチョ(calcio)」。 カルチョの語源は16世紀にイタリアで行われてたフットボール(サッカー)の一種を指します。 フィレンツェのサンタ・クローチェ広場がカルチョの競技場所で、正式名称は「フィレンツェのカルチョゲーム(giuoco del calcio fiorentino)」。 競技場のサイドにある狭いスリットの中にボールを入れたら得点で、これもサッカーのゴールと全く違います。 主審が1人の他に、線審が6人とフィールドマスター1人いて、試合時間は50分間。 元々、カルチョは裕福な貴族の遊びだったらしく、バチカンでは、クレメンス7世やレオ11世、ウルバヌス8世と云った教皇でさえもカルチョをプレーしたらしい。 このカルチョ、200年あまり行われていなかったのですが、1930年に復興されました。 サンタ・クローチェ広場で毎年6月第3週に3試合が行われるそうです。 4チームがまず最初の2試合で対戦し、勝者がフィレンツェの守護聖人である聖ジョヴァンニの日(6月24日)に行われる決勝に進みます。 プロレスどころか、これではケンカでんがな。 W杯で噛み付いたウルグアイのスアレスよりひどい。 これ、カルチョではOKなんです。 ヘッドバット、パンチ、肘うち、首締めは許されているのです。 禁止されてるのは不意打ちや頭部への蹴りだけ。 でも、こんな試合ぢゃエスカレートして禁止ワザも出てきそう。 ボールを蹴るのではなく抱えて走ってるから、サッカーと云うよりラグビーに近いですね。 カルチョの試合の動画がYouTube に掲載されてます。 5分近くあるので、ご覧になる方は適当に端折って... Calcio Storico Fiorentino, il video della finale Bianchi-Rossi だいたい試合会場からして砂場でんがな。 ゴールキーパーは4人。 フルバックは3人で、ハーフバックが5人。 残り15人は全員フォワードで、やる気満々のフォーメーションなんですな。 いやはや、とんでもないスポーツ(?)があるものです。 これをバチカンの教皇までやったって云うから驚きですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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