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耳(ミミ)とチャッピの布団

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Apr 12, 2024
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カテゴリ:カテゴリ未分類
日本で終戦のころは物資不足で燃料も手に入りづらい。
で、苦肉の策が自転車に人力車を改良した客席を設置した「輪タク」なるものがありました。
要するに自転車のタクシーで、自転車を指す「銀輪」と「タクシー」という言葉の合成で「輪タク」です。
この輪タクは1950年ころにはほとんど姿を消してしまいました。


「輪タク」と云うのは昔はアジアどこでも有った「自転車タクシー」です。
私が頻繁にラオスに行ってたときは、ベトナム戦争真っ最中で、首都ビエンチャンの交通機関と云えばこの自転車タクシーしかない。
ラオスの自転車タクシーは、こぎての前方、つまり前輪の前に乗客の座席があって、なんとも居ずまいの悪いものでした。
正面衝突したら、こっちが最初にケガするような。
東南アジアから南アジアで今でもよく見る、インドやパキスタンでは「オート・リクシャー」、バングラデシュでは「ベイビータクシー」、ネパールでは「テンプー」、スリランカでは「スリーホイーラー」、インドネシアでは「バジャイ」、フィリピンでは「トライシクル」、タイでは「トゥクトゥク」、ラオスでは「サムロー」と呼ばれている三輪タクシー。

この三輪タクシー、普通のタクシーと違うのは三輪自動車と云うことですね。
トゥクトゥクの歴史は、日本の郵政省が20,000台の中古三輪自動車を東南アジア諸国に寄贈した1930年代に遡ります。
なので最初はダイハツのミゼットがよく使われてました。
しかし日本で三輪自動車の製造が許可されなくなってからは、それぞれの国で同様のものを製造してるみたいです。
私がバンコクに赴任してた70年代のとき、「トゥクトゥク」は一度も利用せず、普通のタクシー使ってました。
トゥクトゥクの方がタクシーより料金は安かったのですが、危険なんです。
トゥクトゥクで急カーブ曲がると、よく転倒してました。
それでも、当時の日本人駐在員の奥さん方は、よくトゥクトゥク使ってましたね。
トゥクトゥクは現在でも、バンコクなどで頻繁に見かけます。
主に観光客目当てです。
バンコクの有名な観光地「エメラルド寺院」や「暁の寺」周辺ではトゥクトゥクしかたむろしてないのですが、トゥクトゥクの料金は乗る時の交渉制です。
タイ語もできない外国人が、トゥクトゥクの運転手に10倍くらいの料金でボラれて、それでも相場を知らないから喜んで乗ってる。
そもそもタクシーはガスだけど、トゥクトゥクは未だにガソリン車なので、タクシーより割高なんです。
それではみなさんは「バイクタクシー」をご存知でしょうか?
バイクのタンデムシートに乗客を乗せて移動するタクシーです。
タンデムシートですから、普通はひとり乗りなんですが、アフリカなんかでは信じられない人数乗ってることありますね。


バイクタクシーのいいとこは、例えばバンコクなんかは車の渋滞がハンパないのですが、バイクタクシーだと車の間隙を縫ってスイスイ。
目的地までの到着時間が大幅に縮小されます。

バイクタクシーにタクシーメーターなんて存在しませんから、利用するときは運賃を運転手と交渉する必要があります。
ところがバンコクのバイクタクシー乗り場に行くと料金表が表示されてました。
バンコクのバイクタクシー料金は政府によって運輸省令で決められてるみたいです。
そのため10年以上の長きにわたって料金改定がなされてなかったのですが、2022年になってやっと値上げが認められたらしい。
約1km の距離が、これまで15バーツだったのが20バーツ(約82円)に値上げされたそうです。
そして目的地までの距離が5km 以上の場合、運転手と乗客との間の話し合いで料金を決めることができると。
ところがこれも観光地だと守られてなくて、結局交渉で値決めされること多いです。
観光客にバイクタクシーはお勧めできないですね。
振り落とされるんじゃないかと云うほどスピード出したり、急ブレーキをかけたりするバイクタクシーも多いです。

私は2020年、コロナのパンデミックが世界中に蔓延する直前、タイのリゾート"パタヤビーチ"に行って、生まれて初めてバイクタクシーを利用しました。
パタヤビーチでは、普通のタクシー乗り入れ禁止で、小型トラックの荷台に向かい合わせで乗り合いの客席がある「ソンテウ」か、バイクタクシーしかないんですね。

私が乗ったバイクタクシーもガンガン スピード出して、しかも運転手がどっぷり太ったオッサン。
運転手の身体に手がまわりきらない!(笑)
しかも運転中に頻繁に後ろ振り返って私に話しかけてくる。
あれは恐かったです。
そもそも、汗臭いオッサンの身体に抱きついて乗るっての抵抗ありますよね。


タイのバイクタクシーは乗車するとこが決められてます。
公道で手を上げて(タイでは下げて)乗車の意思を示しても、タクシーと違って停まってくれません。
だいたいターミナルの要所にはバイクタクシーの待機所があるので、困ることはありませんけどね。
まぁ、しかし、繰り返しますが観光に行って、興味本位にバイクタクシー利用するのは止めといたほうがいいです。
運転手はヘルメット被ってるけど、お客さん用はありません。
ただ運転手は見かけによらず、気さくで親切な人が多いですけどね。





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Last updated  Apr 12, 2024 05:01:27 AM
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