S&Pが日本国債を格下げ
アメリカの格付け会社S&Pが日本の国債をAAから一段階格下げしAA-にしたそうです。 S&Pは”悪の論理”の戦略国:アメリカ企業なので、アメリカ国益を重視した意図があるのでしょう。いずれその意図がハッキリしてくると思います。 1980年代のバブルと90年代のバブル崩壊。政策当局の官僚機構や自民党政権の失敗政策により膨大な財政赤字が膨らみました。近年の民主党政権でも思い切った政策は打ち出せず、今回のような格下げとなったのでしょうね。 財政赤字がGDP比200%こえるという異常事態なのですが、その引受先が国内の銀行や個人マネーなのでなんとか恐慌やハイパーインフレは起こらずに済んでいるという状況でしょうか。徐々にインフレあるいはスタグフレーションへと進んでいく未来が近い付いている感じがします。