洗濯物干し部屋のことです。
旧居は和歌山県で、家の周りには田んぼや畑が沢山あるのどかな場所でした。しかも、北側には和泉山脈、南側には紀の川をはさんだ向こうに広がる紀伊山地。一年中なんらかの花粉が飛んでいて、家族全員がひどい花粉症でした。その為もあって、夏場を除くほとんどの時期は部屋干しだったんです。旧居には6帖の洗濯物干し部屋があってとても活用していました。新居にも当然のごとくで、洗濯物干し部屋を作りました。でも、6帖はとてもじゃないけど無理なので半分強の広さになりましたが、狭いながらも、ぐーんとパワーアップした洗濯物干し部屋になりました。↑上部にホスクリーン2セット、下部に物干し竿2本。ホスクリーンを設置したいが為に天井を付けてもらいました。2Fで天井があるのは、ココとトイレと収納部分だけで他はすべて勾配天井です。窓はなるべく大きくしたかったので、幅150×高さ130 あります。太陽の光が沢山入るように、天井寄りにつけてもらいました。入居後、一度も開けたことがない開かずの窓です。ホスクリーンの設置場所や、奥の物干し竿受けの穴あけの詳細な位置も全て私が考えました。平行に走る2本の物干し竿に掛けたハンガーが、お互い干渉しないようにしました。↑通路から見た様子です。左に見えているのは洗面台です。1F洗面所と同じく YAMAHA エポックで、幅が750のタイプです。洗面台に向かって右隣には幅850×奥行450で天井まである大容量の造り付けの可動棚です。ここには、子供のアルバムや人生ゲームとかオセロとか置いてます。洗面台との仕切りの壁には、キッチンパネルの残りを水ハネがかかりそうな所に貼ってもらいました。下部の物干し竿2本を受けている木製のタオルハンガーは旧居で使っていたものです。高さが90cmなので、長袖の服や大人用のシャツを干す時は床に触れてしまい、軽くストレスでした。ですので牧野棟梁さんにお願いして、写真のとおり、下駄を6cmほど履かしてもらいました。写真ではよく分かりませんが、見るからに上等な木を使い、また、全ての角を面取りしてくれてあり、丁寧な仕事をしてくださっていました。タオルハンガーよりも立派な下駄になり、本当に感謝しています。↑下部の物干し竿2本を支える壁側の穴です。最初、物干し竿を受けるものを、「棟梁さんに作って欲しいんです」とお願いしていました。そんな時、椎葉工務店の池田監督さんから、超グッドアイデア!狭い洗濯物干し部屋を広く有効に使えて、物干し竿もそう簡単には落ちない方法。壁に穴を開ける。というものでした穴の向こうは主寝室のクローゼット内部の壁だったのですが、そこにはもちろん影響なしだったし、これ、本当にナイス!だったと思います。 池田監督さんの柔軟な発想に脱帽しました。↑洗濯物干し部屋から、吹き抜けを見た感じです。天窓があるので日当りが一日中良くて、洗濯物がよく乾きます。この部屋には、室内窓や建具は設置しませんでした。私の性格上、窓やドアを取り付けても開けっ放しにしていると思ったからです。案の定、入居してから洗濯物干し部屋に建具や室内窓が無くて困ったことは一度もナシです。←楽天市場のベルウッドさんで購入しました。 2Fベランダ用のホスクリーンを取り寄せ依頼もしました。 電話やメールで何度も問い合わせたりしたのですが、とても迅速な手配で、 欲しい物を格安に手に入れることが出来ました。 このホスクリーンは、洗濯物干し部屋に2セット、洗面所に1セット、リビングに1セット。 リビングのホスクリーンには物干し竿を通さずに、大型ピンチハンガーを時々引っ掛けています。