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テーマ:ペットの病気。。。(1100)
カテゴリ:ひめ 蛋白漏出性腸症
何から書いたらいいでしょう? ここしばらくの間、数日ごとに様々に変化してました。 試し、様子を見て、結果にドキドキして。。。 そして次に進む。 その繰り返しで、ずいぶんいろいろな事が進んでいきました。 どの時点で日記に書くべきなのか? どの時点を 当初 私が描いた 『 元気になったとき 』 というのか? とても悩みました。 悩むというより 私の気持ちの整理がつかなかったのが本音です。 すっかり元気になったときに書くはずだった。 私が思っていた 『 すっかり元気 』とは どんな状態のことを言うのだろう? また中途半端で書くのはどうなのか? 書いてどうなるのか? 自分のためと言いつつ、今さら書く必要があるのだろうか? こんなこと書くと いかにもぐったり元気なさそうでご心配かけてしまうので まずはご覧ください。 そら & ひめ 見た目はこのとおり元気です。 16日(金) 病院に行く前のおさんぽ♪ 病院に向かう 車内での2ワン。 いつもどおり運転席にくっつきたい ひめ。。。。 近すぎるよ(笑) 今日 18日(日) 小雨まじりの中、ママとデート中の ひめ。 お得意の トドのようなアゴのせスタイル♪ ちょっと痩せたけど、見た目は何も変わらない 私の大切な宝物。 可愛い、可愛い 最愛の娘。 大切な宝物を なんとか捕まえておきたくて この手に留めておきたくて 掌を精一杯お椀のようにしてるのに 指の隙間から、どんどんこぼれ出てしまいそう。。。。。 お願いだから留まって! 神様、お願いだからもう少し! 大げさではなくて、そんな想いがめぐる数週間でした。 ひめは 蛋白漏出性腸症 ( 腸炎 または 腸疾患 ) という状態らしいです。 これは病気の名前ではありません。 文字通りの症状。。。。 腸からタンパクが漏れ出てしまってる状態です。 この症状を引き起してる病気は別にあるそうです ヒトもワンコも 身体の20%はタンパクと聞きます。( 間違ってたらすみません ) こんな大事な栄養が漏れ出てしまっている。 いいはずがありません。 間違いなく衰弱します。 らしい。。。と書いたのは、これだ!と元の病気を確定するためには 病理検査が必要だから。 ただ、今まで行った他のあらゆる検査、治療の成果から ひめ の身体でこの症状が起きてることは、ほぼ間違いはありません。 こう言い切るために日数が必要でした。 血液検査、尿検査、レントゲン、エコー、そして念のためのアレルギー検査を行いました。 血液検査は何回も。 これらの検査の結果によって薬を変え、 次のステップへ進む。 歯痒くても、その繰り返しをし、やっとこの症状に間違いないであろうと確定しました。 蛋白漏出性腸症 ヒトにもあるそうですが、私は初めて聞いた言葉です。 ( ヒトとワンコでは まったく同じという訳ではないようですが ) とても簡潔に書いてあったサイトが コチラでした。 コチラも解り易いと思いました。 ( 漏出と喪失 で言葉は違いますが、症状は同じです) もう一つ、コチラ も 何度読み返しても理解するのが難しい。 でも、これだけはすぐに理解できました。 とてもやっかいなことである。 診断も難しい。 ゆくゆくは 非常に受け入れ難い事がおこる可能性がある。 つまり命に関わります。 当初、検便で特殊な菌が見られると言われていましたが、 今になると、その菌が多いから下痢してるわけでなくて この症状で腸内環境が変わったことで 菌が増えてしまっていたことが解りました。 三週間以上つづく下痢は難治性。 排便回数が多いと大腸性。回数が少ないのは小腸性。 小腸性の下痢の方がやっかい。 これは りゅう のときから聞いてましたが、本当にそのとおり。 ひめ はまさに小腸性の下痢。 本来 栄養を吸収するべくところから栄養が漏れ出てしまってるのです。 こんなこと当初は考えもしませんでした。 先月末に、先生が、ちらっとこういう症状の疑いも。。。。と仰いました。 その時は、私は ふ~~~~んと 聞いただけ。 別に大きな問題に思いませんでした。 ただ、前にも書いたとおりに何かイヤな胸騒ぎあり、 ひめの下痢が 単純に「ウン〇がゆるい」では済まない気がしてました。 そのうちに ご心配頂いてる方たちに良いお返事ができない申し訳なさと、 どうにも説明ができないもどかしさと、言いようのない不安が入り混じって ブログはお休みさせて頂きました。 だから 「次は元気になったときに。。。。」 と。 なぜ あのときに 「すっかり治ったときに」 としなかったのか? これも変な予感がありました。 すっかり治ったという日がこないような予感。 まだ先生から詳細を聞いたわけでも調べたわけでもなかったのに。 なんだったんでしょうね? 今でも不思議です。 今月 1日(木)の 血液検査で 先生がタンパクの値に着目されました。 基準値 5.0~7.2 q/dl のところ 5.1。 気になると仰いました。 基準値内だし、そらもそんな数値だし。。。大丈夫じゃないの?と私は楽観してました。 ( そら は下痢してないので タンパクが低値ぎみでも問題ではありません。 その分、尿にタンパクが出ていたことがあります。 腎臓の数値が要観察でしたが、悪くならずに今に至ってます。) その後も薬を変更してみて、少しはウン〇が改善されてきましたが、 やはり形があるとは言い難い状態。 そして、先生が懸念されたとおりに、あっという間にタンパクが下がりました。 一週間のうちに 5.1 ⇒ 4.8 ⇒ 4.7 基準値を下回った4.8の数値を見て 蛋白漏出性腸症 がほぼ間違いないだろうということを、自分の目で確認しました。 泣くまいと思ってましたが、 目の前にした数値に 涙が溢れてしまいました。 先生にはたくさん質問しました。 先生はひとつ、ひとつ丁寧に答えて下さいました。 なんとなくネットで見ていた答えとほぼ同じです。 まず治らない。 進行する。 薬が効かなければ最悪のことも。 受け入れ難いけど、私がしっかり受け止めて向き合うためには とても大事な質問でした。 どれも必要な答えでした。 一度 気持ちをリセットしたくて 松ぼっくり咥えた そら と、ほしい~~~ とつきまとってる ひめ 寄り添う2ワンの日記をアップしました。 この2ワンを どうかどうかこのままでいさせて! そんな祈りを込めて。 その後、薬の効果を確かめ、次のステップへ。 頼む! 薬 効いて!! これが効かなかったらどうしよう? お願いだから効いて!! 毎日 祈りながらドキドキでした。 そんなわけでなかなか日記に書くことができず、すみませんでした。 たくさんご心配かけてごめんなさいね。 書くまでには心の整理と勇気が必要でした。 今、ひめはお薬の効果が出て、まず初期の治療の成果は良好です。 未知の部分が多くて、手探り状態だけど、 幸いにも初期段階で先生に気づいてもらえて、本当によかった。 治療の手段があり、効果が出てることを素直に喜びたいと思います。 ひめはとっても頑張ってますよ!! 私はたくさん泣いて、 なんで ひめばかり? と恨みがましいことも思ったけど、 もう泣きません。 だからこうして書きました。 泣くもんか!! まだ いろいろ書きたいことがありますが 続きや経過は 少しずつ、自分の中で消化しながら書きたいと思います。 皆さんに頂いた温かい言葉、応援、心から感謝しています。 その力をお借りして、 ひめは 私が守ります!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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