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テーマ:ヨーロッパ旅行(4253)
カテゴリ:町
これは、数年前の真夏の夜のスペイン広場の光景。
日本を発って夜ローマに着き、夕食をとる店を探しがてら、テルミニ駅近くのホテルから、スペイン広場まで歩いて行きました。 車がびゅんびゅん行き過ぎる大通り沿いに、人気のない暗い道が続きます。 なんだか、初日の夜から裏寂しい気分になりかけていたら、いきなり、この光景に遭遇しました。 ここだけは、昼も夜も変わらぬ賑わい。 ほっとして、うれしくなりました。 この後、スペイン広場近くの、観光ガイドブックでは有名な某レストランで食事をしたのですが、そこは外国人のおのぼりさんのメッカでした。 アメリカ人の20歳前後のカップルは、スパゲッティをナイフで切って食べてました。 ドイツ語を話す初老のカップルは、飲み残したワインのボトルを、持って帰っていいかと聞いてました。 そう言えば、スペイン広場の横にあるバビントン・ティールームでお茶してたら、イギリス英語を話す初老のカップルが、勘定が高すぎると騒ぎだし、一銭も払わずに出て行ったことがありました。 確かにイタリアの物価からみたら異常に高い値段でしたが、飲んだ後で、1円も払わずに出ていったのにはびっくりしました。 遺跡の近くの場末っぽいバールでは、アメリカ人の人のよさそうな老婦人が、どう見てもゆで置きのトマトソースのスパゲッティを食べて、ウエイトレスのおねえさんに、これすごくおいしいわ!どうやって作るの?と質問していました。 欧米の人って、ある意味、怖いもの知らずなんですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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