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テーマ:サッカー少年(86)
カテゴリ:サッカークリ日記~トレーニング編
公園で走る。 【アウトエッジ・サークル】 ・・・直径5mの円を回る内側の足の股関節、ヒザ、つま先は、円の中心方向に向かい、アウトエッジ(カカトと小指球を結ぶ線)に乗る。 =股関節の外旋を使った走り。=股関節の外旋を使ったアウトサイドキックにも有効。 同じように直径5mの円を二つつなげた8の字サークル。8の字に走る。 内側の足のつま先が円の中に向く。ヒザも同じ向きに。股関節は外旋する。 両方、バック走もやってみよう。 スムーズに出来るようになったら、見る方向や体の向きを遠くの一点に向けたまま、体(走る向き)を入れ替えながら走る。 サークルランや8の字ランから直線へダッシュ。逆も。 「クリ、どう?」 「目が回るー◎△◎。」 「ごめん、ごめん。休み休みやろう。」 「なんでこんなの回るのよ?」 「アウトエッジに乗って円を描くように動く練習。 ハイスピードの中でスムーズに方向転換することにもつながる。 アウトエッジで地面を捉えるのは、走ることと同じだし、アウトサイドの高速ドリブルやアウトサイドキックにも効果がある。」 「ふーん。でも気持ち悪くなるよ。」 「大げさ君か!」 「おとーさん、やってみ。」 「誰に命令しとんじゃ。見てろ。」 ・・・・・・・・・・ 「クリ、日陰で少し休もー。」 「なんで、こんなことするのよ?」 「あのな、おまえ今10才やろ。ゴールデンエイジも後半になってきた。」 「ふん。」 「この時期は、一番びゅ~んと伸びる時期なんや。 これまでやってきたことを完成させるためには、試合やフルプレッシャーのときでも体が反応していくようにしなきゃいかん。 今までだったら、アウトエッジは真っすぐ走りながら考えればよかったけど、色んなステップを背筋を伸ばした良い姿勢でやれるようにせないかん。 敵がいても色んな動きができるように、単純な動きもバリエーションを持たせて体に経験させる。試合で敵がいることを想定してやんなきゃダメよ。」 「ふん。」 「敵にアプローチするとき、マークを外してフリーになるときとか、円を描くように曲線で行く。敵の次の動きを予測したり、視界から一旦外れるためには、良い方法なんだぜ。」 「ほー。」 「トップスピードの中で体の向きとか入れ替えながらで使えるアウトエッジ感覚を覚えたり、ボールに集中しながらでも、同じ動きができるような練習をしてたら、ヒーローになれるで。」 「おぉ。」 「今、基本的な走るスピードアップを目指してるけど、試合になったら、一瞬のスピードアップや変化、切り替えしの鋭さの方が大事になるやろ。基本的なスピードとそれを活かす身体操作能力があればすごいぞ。上のレベルに行った時にこの練習の成果が出てくる。」 「けどさー、試合じゃ目は回らないよ。」 「そーやな。けどホンマに考えている選手は、目も回るくらい急がしいんやで。身体能力と頭能力の両方鍛えなきゃついていけんぞ。」 「おとーさんは無理だね。」 「なんでやねん。頭はついていくぞ。」 「体力ないじゃん。」 「おー。試合中に寝込んでしまう・・やかまし。帰ったら算数やらすぞ。」 「クリも寝込むよ。」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.06.11 00:48:46
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