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カテゴリ:ひとりぶらぶら
というわけで、定時退社ついでに疲れを癒しに手近な温泉へ。 疲れているのはメンタル面の方なので、温泉が効果的なのかは大いに疑問の残るところですが。 はい、またもしてこの人からのネタパクリです。 このWish(トヨタのあれ。別名「パクリーム」)みたいなパクリブログ。後追いなのに本家ほどの情報量があるわけでもなく、このblogに存在価値はあるのでしょうか?(自爆ボタンぽちっとな♪) タイムボカンばりに無駄に爆発したところで本題に入りましょう。 で、この温泉なのですが、場所が素晴らしくわかりにくいです。 大きな施設なのに、本当にすぐ近くまで行かないと看板の一つも立っていないのです。しかも今年の8月オープンなのでカーナビには登録されていません… 自動車で行かれる方は外環と八尾枚の合流点付近から府道18号に入って、寝屋川高校向かいの吉野家を目印に、その少し先右側、マクドナルドの奥にわかりにくい看板が上がっていますのでそこから入ります。 電車の方は京阪香里園駅よりシャトルバスが出ていますのでそちらでどうぞ。 駐車場はど平日なのにいっぱい。 平日でこれでは、混雑が予想される連休はどうなるのでしょうか。 経験則として「客数の多い温泉はお湯が悪い」というのがあり、強烈な不安を誘います。 そもそも都市部の「温泉センター」に来てる時点で間違いなのですが。 往々にして都市部の「天然」温泉の乏しい湯量を、大規模な施設に無理矢理強循環して回し、当然いい訳なくなる衛生状態を大量の塩素剤でごまかすという手法をとることになるからです 私はかつて、そういう温泉センターで「因幡の白ウサギ」になったことが何度かあります。施設名を名指ししてしまうと、「コロナワールド」(←特に桂花さん、ご注意を)です。あそこはひどかった。湯治のはずが余計激しく悪化しましたから。 しかし、そんな毒湯でも「天然温泉というブランド」だけでありがたがられるのですから、世間のブランドキチガイたちの神経は理解できません。 ※別に「天然温泉」全般を否定しているわけではありませんので念のため。湧出量に見合った使われ方をしている良質な温泉はいいのですが、多くがそうはなっていないのが問題ということですので とりあえず、異変を感じたら速攻で上がるということにして、入ります。 入館料は\700(土日祝は\800)。まぁそんなものでしょうか。 早速温泉にれっつらご~。 …浴室に入ったと同時に、カビキラーで掃除したような塩素臭が鼻につきます。のっけから嫌な予感。 しかしまぁ、一通り入ってみた感じ、違和感はないので掃除の何かだったのでしょうか。割と頻繁にスタッフが浴槽のお湯を採取していってましたので、管理はしっかりしているのでしょうね。 一番驚いたのは露天。なんと掛け流し。 実は、温泉を引いているのが露天の「岩風呂」だけ(他は真水+炭酸泉とか薬湯とかもろもろ…)ということ。なんで、岩風呂だけはっきりとお湯の透明度が低く、入ってみると強い鉄の匂いがします。結構濃い温泉のようで、これは当たりかも。 湧出量は毎分485L。あれだけの規模の施設まるっと引くのはかなり無理がありますが、岩風呂2槽だけなら余裕で掛け流しできます。掛け流しも湯の入れ替わりが少ないと循環より悲惨なことになることもありますが、これだけの湧出量をこれだけの施設に使えば十分すぎる感があり、こういう贅沢な使い方をすることで「天然温泉」のありがたみをばっちり堪能できるよう配慮されている点は、経営者の見識と潔さに感服しました。 岩風呂で天然温泉を堪能するもよし、ぬるめの「炭酸泉(こちらは真水を装置で炭酸泉に仕立てています)」でふやけるまでつかるもよし、漢方塩サウナで薬草の匂いに染まるもよし、タワーサウナで強烈に発汗しながら被虐の快楽(←待て)を味わうもよし、ゆであがって(蒸し上がって?)きたら露天のベンチに転がって秋風に吹かれるもよし。 露天風呂には大きなテレビがあり、何かしら放送されています。 これは風情を害しているように感じ、個人的にはいらないなぁと思うのですが…昨今のテレビ漬け世代からはどこであってもテレビを見たいという要望が多いのでしょうね。 個人的には、せっかく周囲のライトアップや夜景やらで雰囲気よくまとまっているのだから、テレビなんかではなく素のまま、もしくはせいぜい落ち着いたクラシック系のBGMでもあればいいように思うのですが…これは保守派の戯言なのでしょうね。 漢方塩サウナというのも入ってみまして、なんか入り口際にある塩を全身にすり込んで、薬草を含んだスチームサウナにあたるというものなんだけど、水戸泉のごとく豪快に塩をつかんですり込みまくってたら… #&%!$&%#~$&*+?*!! 勢い余って傷口にまで思いっきりすり込んでしまいまして…悶えたことはいうまでもありません… 「傷に塩をすり込む」という慣用句の意味を、身を以て知りました…(←アホ) タワーサウナに入ったら、ちょうど「サスケ」で第28金比羅丸の船長・長野さんがファイナルをクリアしようとしているところで、それをサウナ内でエンディングまで見てしまって倒れかけました…(←アホ) スーパー銭湯の楽しみと天然温泉の良質なお湯、広大な露天の雰囲気を楽しめることを考えると\700はお得かもしれません。 欲を言えば、カードが使えるといいんですけどね。マッサージやエステ、酸素カプセルなどのちょっと高価な施設もあり、また入館料以外はポストペイド(バーコード付きのリストバンドで精算し、退館時に精算します。おそらくこの方式は客の利便のためではなく、会計以外の「従業員に売り上げを触らせない」ためと思われます)なので精算時に財布の中身が足りなくなって慌てそうですし。 ひとつだけトホホだったのは、アトラクション風呂。 ジェットバス、シェイプアップバス、電機風呂(いずれも湯は真水)がまとめて配置されているのですが、ここだけは入ったと同時にスイミングプール並みかそれ以上の塩素臭が鼻をつきました。入っていても妙な刺激が…過去のコロナワールドのトラウマを思い出します。肌が弱い方はここだけは避けた方がいいかと。 あと、露骨に「イマドキの若者」っぽいスタッフが連れっぽい集団客と仕事そっちのけで絡んでいたうえ邪魔になっていたのは大減点。まぁ、イマドキの若者が仕事そっちのけで連れ客に(以下略)というのはここに限った話ではないですけどね。 …あんまりダメ出ししてるとネタ元に「喧嘩売りに来たの?」とつっこまれそうなんであれなんですが…(((((((((((((((((((((((((^^;(^^;(^^; 次回は岩盤浴(+\900)と酸素カプセル(\2500~)あたりを体験してみたいです。 岩盤浴施設は住道駅前にもあるのですが、見事に女性専用だったりするもので。 女性専用でない岩盤浴施設はなかなかありません(男性専用でないカプセルホテル並みにない)から。 最近、岩盤浴施設の不衛生ぶりが一部週刊誌で騒がれていましたが、ここは衛生管理体制も結構しっかりしてそうで、「毎日逆性石鹸とアルコールで除菌清掃し、消毒剤も低刺激のものを選んだ上清掃後水洗い(館内掲示より引用)」と、ここまで気遣われているのなら信頼できそうです。 …考えてみれば、培養室のような温度・湿度に管理されていて、客の体から出た老廃物がいっぱい流れ落ちる「岩盤浴」という場所は細菌やカビにとっては理想的な繁殖環境ですからね… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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