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カテゴリ:薬膳(中医学)美容・健康Topics
今日は 旧正月の前日、つまり旧暦の大晦日 日本で年越し蕎麦を頂くように 中国でも大晦日ならではのお料理があり、 特に北方(北は小麦文化)では家族総出で餃子を作ります 年が明けるの午前0時は、子(ね)の刻。 日付が変わる→歳が明けることを中国語では更岁交子(更歳交子)といい、 中国語で"交"と"餃"は同じ音(jiao)であることにかけて 歳が明ける子の刻に餃子を食べることが家族の幸福を祈ることになるのだそうです また餃子の形は中国の昔のお金(元宝_げんぽう)を象っていることから富を意味し、 裕福に暮らせるようにとの願いにも通じるのだとか 因みに中国で餃子と言うと、日本の焼き餃子とは異なり水餃子が基本 中国ドラマを観ていても、新年(子の刻)に皆で餃子を頂くシーンがありますね。 友人の家庭ではしないそうですが、 中国では縁起が良いとされているアイテムとされる(婚礼の儀式などにも使われる) 棗(ナツメ)や落花生(ピーナッツ)やお金を入れるのもポピュラーで、 ナツメ入りが当たった人は幸せに、お金が当たった人はお金持ちになれるのだとか イギリスのクリスマスプディングやフランスのガレット・デ・ロワも もしかするとこの風習からきているのでしょうか なお同じ中国でも南方ではお頭付きの魚料理を頂くそうですが それは年年有余⇨年年魚余、"有"と"魚"が同じ音(yu)なので 毎年豊かな収穫を得て幸せに過ごせますように、との意味だそうです どちらも縁起を大切にする中国の方ならではですね 我が家は西暦での大晦日に焼き餃子を作りました(年越し蕎麦は無し)。 旧暦の大晦日である今夜は、全く関係ないピザの予定です(生地仕込み中)
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Last updated
2021.02.11 22:04:30
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