さよならTDR&甥っ子の優越感
TDR最終日は、のんびり帰り仕度をして帰るだけ。何度となく乗った、ホテルの送迎バス。そしてディズニーリゾートライン。久しぶりに一緒に過ごした親戚ともさようなら。すごく楽しそうにしていたから寂しいかな?と思ったけれど、「これから京葉線に乗るよ!」と言うと、「早く乗ろう~」とにかく電車が一番なのね。この3日間で少し気になったことを書いてみます。たっくんより一つ年上(5歳)の、甥っ子のこと。今までも1年に1,2度会う程度の甥っ子。いつもたっくんの子育てに相当悩んでいる私ですが、甥っ子くんと一緒にいると、たっくんが「ものすごく良い子」に見えます。うちは車がないし、たっくんが乗り物好きなこともあって、電車やバスに良く乗るし、ある程度行列に並んで待つことにも慣れてる。甥っ子はどこへ行くにも車だし、田舎で行列なんてない。だから、公共の場での振舞いは、たっくんのほうがやや慣れてる様子。でも甥っ子くんの方が、たった一つだけど年上なわけで。「たっくんは良い子にしてるのに、どうして甥っ子くんは」とか「甥っ子くんのほうがお兄ちゃんなのに」とかしょっちゅう怒られちゃうわけです。甥っ子くんは、実際兄弟の一番上なので、いつも言われてると思われ。損な役回りなんです。その甥っ子くん、人のことが気になるタイプみたい。ポップコーンが特に食べたくなくても、たっくんが食べてると欲しくなる、みたいな。逆にたっくんは、自分が興味なかったら、他の子が持ってても全く興味がナイ!天上天下唯我独尊、わが道を行くタイプでしょうか。いつもたっくんとの関わりを考えてる私にとって、正反対の甥っ子くんタイプはどう対応すればよいのやら?と思うのです。というのも、甥っ子くん、私や他の大人の反応をすごく気にしてる感じで「甥っ子くんはたっくんよりすごい!甥っ子くんが一番!」って何度も言うんです。その気持ちって大切だよ。向上心につながるからね。たっくんがブロッコリー食べたら、苦手なブロッコリーにもチャレンジしたしね。(しかし無理して結局リバースしちゃうところが甥っ子くんの要領の悪さだ・・・)だけど全くダメなことでも、「甥っ子くんはたっくんよりすごいよね?」って同意を求めてくる。要は、自分の満足は他人の評価が基準というわけ。人が「一番!」と言ってくれれば満足で、「ダメ」と言われたらふてくされる。まあ、今はまだ子供だからいいけど、それでも気になるくらい頻繁なんです。甥っ子くんのママ(つまり私の妹)は、「それは一番とか比べるものじゃない」と教えているのですが、甥っ子くんの心は誉められることでしか満たされないみたい。きっとこれから成長するにつれて、こういう言い方は嫌われるってわかってくるんだろうけれど、自分自身に折り合いをつけることも学んでくれるといいなあ・・・なぜこんなに気になるかと言うと、このタイプがそのまま大きくなったような人たち。プライドは高いけれども、実績はともなわず、評価は得られず、不満を抱えて。最近の様々な事件が思い浮かびます。「自分は神だ」とか。世界中から非難されてるにもかかわらず、「ウチ以外が悪い!」って主張してるKYな国とか。すっごく話が大きくなってしまったけれど。甥っ子くんには、そんな大人にならないで欲しい・・・