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カテゴリ:日本の作家 浅田次郎
★★★
一刀斎夢録(上) 一刀斎夢録(下) 2011年1月発行 文藝春秋 上巻368p 下巻384p 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 新選組三番隊長・斎藤一。鳥羽伏見、甲州、会津。そして死に場所を求め、男は西南戦争へ。血風録の中心にあった男が語る、幕末維新と寄る辺ない少年の運命。 悪鬼の所業と言わば言え。土方の遺影を託された少年隊士と斎藤。二人の縁は慟哭の結末へ。浅田版新選組の真骨頂。 評価 ★★★ 西南の役の後 斉藤一が 新選組の隊士たちが 死に場所を求めて転々とさすらう姿を 語ります。 京都の街を 肩で風を切り歩いていた新選組ではなく 鳥羽伏見の戦いのあと 敗戦続きだった彼らが それぞれの生き方の集大成として あるべき死に方を求め続ける姿が語られ 侍の世が終わっていくやるせなさを感じました。 どうしても 大河ドラマの「新選組!」の キャストが頭の中をうろうろしてしまいましたが それもまた 楽しかったです。 ただ斉藤一さんのイメージは オダギリジョーさんではなく 映画「壬生義士伝」の佐藤さんでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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ぴょん吉さん、こんにちは♪
おぉぉーー新選組! 斎藤さんは新選組の中でも好きな人物なので、とても気になります。 ですが…本当にやるせない気持ちになっちゃいそうですね(><) 上下巻、かなりボリュームがありそうですが読んでみたいです! 「壬生義士伝」先日買ってきたので、まずはこちらを近いうちに読んでみます☆ (2011年01月22日 13時42分44秒)
nanaco☆さん
こんばんは♪ >おぉぉーー新選組! >斎藤さんは新選組の中でも好きな人物なので、とても気になります。 >ですが…本当にやるせない気持ちになっちゃいそうですね(><) >上下巻、かなりボリュームがありそうですが読んでみたいです! ボリュームはありましたが 語り言葉で書かれているのでとても読みやすかったです。それだけにすとんと彼らのもがく気持ちが伝わってきてやるせないかぎりです・・・。 >「壬生義士伝」先日買ってきたので、まずはこちらを近いうちに読んでみます☆ わ!『壬生義士伝』買われたのですね!これは私、号泣しました。南部なまりが読みにくいのですが(^^ゞ、ぜひぜひ吉村貫太郎の生き方についての感想を教えてくださいませ~。楽しみにしております♪ (2011年01月22日 20時28分28秒)
かず1011さん
こんばんは♪ >引っ越しで本を全部売るつもりだったけど「壬生義士伝」は売れなかった・・・ >あれは傑作。 同意!同意!!『壬生義士伝』は傑作です!!。 (この『一刀斉夢録』はそこまではいっていないと思います(^^ゞ。) (2011年01月22日 20時31分09秒)
良かった~!この作品は読みやすいのですね。
なんだか堅苦しそうで、まだ予約してなかったのですが、さっそく申し込みます! 今からじゃ、かなり待ちそうですが・・・(-_-;) (2011年01月23日 12時45分01秒)
ぴんここつむさん
こんにちは♪ >なんだか堅苦しそうで、まだ予約してなかったのですが、さっそく申し込みます! >今からじゃ、かなり待ちそうですが・・・(-_-;) 上下本だし 予約するのが難しそうですね(^^ゞ。 また感想 楽しみにしております~☆ (2011年01月23日 17時42分56秒) |