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カテゴリ:日本の作家 近藤史恵
★★★
名手が抉り出す、珠玉のミステリ短編集! 恋に悩み、仕事に悩み、そして人生に悩む女たち。絶望に立たされた彼女たちが取った行動とは。日常に潜む人間の狂気を描いた、8つのミステリ集。 ![]() 2012年1月発行 角川文庫 318p 【内容情報】(「BOOK」データベースより) シェフの内山が勤める高級フレンチレストランに毎晩ひとりで来店する謎の美女。黙々とコース料理を口に運ぶ姿に、不審に思った内山が問いかけると、女は意外な事実を語り出して…(「マリアージュ」)。立ちはだかる現実に絶望し、窮地に立たされた人間たちが取った異常な行動とは。日常に潜む狂気と、明かされる驚愕の真相。ベストセラー『サクリファイス』の著者が厳選して贈る、謎めく8つのミステリ集。書き下ろし短編収録。 【目次】(「BOOK」データベースより) マリアージュ/コワス/SWEET BOYS/過去の絵/水仙の季節/窓の下には/ダークルーム/北緯六十度の恋 感想 ★★★ 1994年発表から書き下ろしまで、 少し怖い短編8つが入っている短編集。 ホラーじゃなく人の心が怖い。 短い中でも、きちんと納得のできる筋立てで 登場人物の気持ちもよく伝わってくる。 なので読み終えたときには ぞっとしたり哀しくなったりするのです。 あ、短編の中にはひとつホラーがあるかな。 でも心の怖さっていうところは 他の短編と同じだと思った。 それと、怖い目にあってもいいから 「SWEET BOYS」の彼らに会ってみたい。 それほど魅力的な彼らでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年03月05日 23時55分12秒
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