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カテゴリ:先天性心疾患
現在日本では、成人となった先天性心疾患患者数は40万人程度と推測される。
先天性心疾患修復術の多くは根治手術ではなく、合併症、残遺症、続発症 を伴い、経過観察、継続治療を要する。 女性の場合は、多くは、一般と同様に妊娠出産可能であるが、複雑心疾患術後 などの中等度リスク以上では、心不全、不整脈、血栓形成などを認め、 治療を必要とすることがある。 妊娠時注意を要する先天性心疾患としては以下が挙げられる。 1.肺高血圧(肺血管閉塞性病変) 2.流出路狭窄(左室流出路高度狭窄) 3.心不全(心機能分類III度以上、LVEF < 40%) 4.Marfan症候群、大動脈拡張疾患(大動脈拡張期径 > 40mm) 5.機械弁置換術後 6.修復術後チアノーゼ遺残疾患(SpO2 < 85%) 7.Fontan術後 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
April 27, 2011 01:45:50 AM
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