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2020.07.20
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カテゴリ:わくわく児童文学
破天荒なおじいちゃんが登場する岡田淳のシリーズの第3巻を読んだ。
○ストーリー
僕のおじいちゃんは,家の近くのアパートに1人住まいをしている。僕と仲良しのおじいちゃんは,事あるごとに自分の若い頃の話をしてくれる。そんなおじいちゃんの,ホントなのかホラなのか分からない話の数々。
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現代日本の児童文学のトップは岡田淳だというのは,かなり一致した評価だと思う。いくつものファンタジー,学校を舞台にした心温まる物語,そして脱力系の絵物語。

このシリーズは言うまでもなく,最後の脱力系に属する。関西言葉丸出しの,祖父と孫の会話。明らかにホラ話の祖父の体験談。それでもクスリとしてしまって許してしまう流れ。

話の面白さはテンポだよな,とつくづく思う。

祖父と孫が仲良くてよく話すというのは,いまどきは少ないと思うが,とても微笑ましい。

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各編について簡単に感想を述べる。
「サキザキくん」:おじいちゃんのクラスメート坂崎くんは,人の言おうとしていることを先取りして言ってしまう。そんな彼が巻き込まれた事件とは?・・・サキザキくん,うざいね。でもそれが役立ってしまうのが岡田淳の世界だ。

「たのまれたら」:青年だったおじいちゃんは,頼まれたらイヤとは言えない性格だった。買い物から,犬の飼い主探しから,そして『眠れる森の美女』まで??・・・体験としてキスはしてもよいと思うけれど,判断はクールで良いね。

「ゆでたまごのあくび」:あくびは他にうつる。たまごから鍋に,鍋からと延々と続き,ついに??
でもそのきっかけは?・・・実にかわいらしい短編だ。いつまでも読んでいられる気がする。

「ウミンバ」:おじいちゃんのおじいちゃん・吉五郎は人魚と知り合いだった。そのおかげで,おじいちゃんは救われた。それは・・・ヤマンバから一気に思いついたかも知れない物語だ。

「アチチの小鬼」:”知らん”と言ってはいけないという縛りの中で,〈ぼく〉とおじいちゃんの物語創造がの知恵比べが続く・・・さすが表題の短編で,少し緊張感がある中での展開となる。小鬼カワイイ。














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Last updated  2020.07.20 10:00:07
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