腹痛やおなかの張りで健康状態がチェックできます。慢性的な腹痛の場合。便秘の場合もありますが、便秘・下痢・発熱を伴う様であれば至急内科での診療をおすすめします。とくにみぞおちの辺りが痛むようならば胃や十二指腸の潰瘍の可能性も。
急性の腹痛の場合。おなかが張って、嘔吐があり、便やガスが出ていなければ、急性胃炎や、胃や十二指腸の潰瘍、腸閉塞の可能性が。至急外科へ!急性でみぞおちの辺りが締め付けられるように痛むのであれば、狭心症や心筋梗塞の可能性。みぞおちの右側から背中や右肩への痛みは、胆石症や胆のう炎などの可能性が。脂っこいものを食べた後や、アルコールを飲んだ後に、背中に響く痛みがあれば、急性すい炎の可能性が。食後6~12時間後に嘔吐や下痢があれば食中毒の可能性があります。至急内科へ!急性の痛みで、右下腹部が痛み、吐き気や発熱を伴う場合は急性虫垂炎の可能性が。歩くと痛みが響く場合は、腹膜炎を起こしている可能性も。至急内科か外科へ!
慢性的におなか全体が張っている場合、ガスやおなかを叩いてぽんぽんと音が鳴るようであれば、便秘・過敏性腸症候群・腸閉塞などの可能性が。様子を見て内科へ。おなかが張って、体を動かすと下腹部が膨らむ場合は、腹水がたまっているか可能性が。至急内科か消化器科へ!
みぞおちのあたりだけ膨らんでいる場合は、胃、すい臓、肝臓のガンの可能性も。大至急内科へ!体を動かした後に、ふとももの付け根だけ膨らむようならば、そけいヘルニアの可能性も。至急外科へ!
このようにおなかは健康のシグナルです。体が危険信号を出しているのに気が付かないとあとで大変な目にあいます。見逃さないで、早期の対処を行ってください。
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最終更新日
2006年06月28日 17時46分13秒
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