カテゴリ:観戦記(三菱水島FC)
【JFL後期第14節】
◇日時 2006年11月18日(土)13:00 ◇場所 桃太郎スタジアム ◇観衆 327人 0-1 三菱水島FC 0 1 YKK・AP 0-0 薄曇りの肌寒い天候。12時半にスタジアムに入ったけれど、まだ、お客さんは100人にも満たない。 受付のチケット売り場は、石川選手と市川選手の担当。石川選手に「今日は出ないんですか?」って尋ねると、「まだ、怪我が完治しないんです。」という回答。 個人的には、石川選手の闘志とスピードあるプレースタイルが好きです。早く復帰して、水島のJFL残留に力を貸してください。 試合開始時間が近づき、少しずつお客さんも増えて、結局300人ほど。 ホームゲームは、あと笠岡の1試合。このままだと、年間6,000人弱の観客数になる。仮にファジアーノがJFLに昇格して、岡山ダービーを水島のホームゲームとして桃スタでやれば、その1試合だけで、今年の年間総数を超えそうな予感がします。 水島サポは、おなじみの10人弱。そして、こども達も小太鼓を叩いて応援してくれます。メインスタンドの中央部分のお客さんもサポのコールに合わせて、手をたたいていました。一方、YKKの方は、応援をしているサポーターは0人。 去年、愛媛サポーターがバスで押しかけてスタンドをオレンジに染めたのとは、えらい違いです。 試合前とハーフタイムには、水島FCの歴史と戦いの軌跡を濃縮した熱い映像が大型ビジョンに映し出され、お客さんは、見入っていました。 もっともっと、多くの人にこの素晴らしい映像を見てもらって、スタジアムで生のゲームを見たもらいたいです。 試合の方は、前半、キックオフ直後は、YKKに攻め込まれたけれど、徐々に水島がボールを細かくつないで、試合を支配しつつあった。 水島は、今日も松岡(大)選手の1トップだったけれど、MFの菅選手の積極的な突破が効いていた。 前半6分、菅選手がゴール前で身体を入れ替えて、相手GKと1対1となり、シュートを放つも相手DFに足を出されて得点にならず。 その後も水島ペースで試合が続く。水島のMF渡辺(晋)選手の柔らかボールタッチ、絶妙のパスが目をひいた。また、丸山選手の巧い守備も光っていた。 しかし、水島は決定機を何度か得るも、精度の高いシュートが打てず、得点に至らない。 そんな中、前半17分、YKKに右サイドからクロスボールを入れられ、頭で合わされ先制点を許す。 その後、水島が攻めるも、なかなかシュートまでいかない。ときたま見せる水島のカウンター攻撃はYKKの選手の戻りが早く、水島のサポートする選手が上がった頃には守備を固められている。そして、このまま、前半終了。 後半は、まったく一進一退で五分の展開。両チーム、少しずつ、足が止まってきて、水島の相手のDFライン裏に出すボールが有効だった。 しかし、水島のFWが決めきれず、場内から、ため息が漏れる。 水島は、高畑、檜垣、曽根選手を投入し、前がかりに懸命に攻めるけれど、アローズにうまくかわされる。 こういう時にこそ、和泉選手なんて、効果的だったんだけどなぁ・・・。 そして、このまま試合終了。0-1の敗戦。 強豪、アローズ北陸に対して、負けはしたものの、一方的に攻められなかったのは立派。 去年なら、後半、先に足が止まって、気持ちも切れて大量失点というパターンだっただろう。 そういう意味では、JFLで戦うにふさわしいチームに成長してきていると思う。 是非是非、来年も彼らにJFLという舞台で戦って欲しいので、これから、勝ち点を1ずつでもいいから積み重ねていって欲しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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