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カテゴリ:百家相論
安倍首相、最初で最後の街頭演説でアキバ大混乱 籠池氏“乱入”※アキバの籠池一派の乱入は計画的か嫌がらせのパフォーマンスか、民進党らの仕組んだものか?非常識な行動と言える。秋葉原で応援演説をする安倍晋三首相に国旗を振る支持者たち
秋葉原は安倍首相が到着する前の午後4時すぎから「安倍辞めろ!」コールの大合唱だった。「アベ政治を許さない」などのプラカードのほか、「安倍辞めろ」との大きな垂れ幕を掲げた人たちで混乱。選挙カーの上に立つ自民党候補らに批判の声を上げ、演説の声をかき消した。この騒ぎから少し離れた場所に、思わぬ客が現れた。籠池元理事長だ。気付いた聴衆が演説そっちのけでかけ寄り、たちまち人だかりができた。 籠池氏は約50メートル先の選挙カーを見ながら「機会があれば渡したい」と札束入りの封筒を取り出した。昭恵首相夫人から受け取ったとする100万円で、6月21日夜にも昭恵氏が経営する居酒屋、安倍首相の都内の自宅を訪れ、返却を試みている。上下の1枚ずつ以外は白紙の“ハリボテ100万円”と指摘があったため、この日は「全部本物ですよ」とパラパラはじいてみせた。 籠池氏によると当初は、自民党の候補や応援弁士らが立つ選挙カーの近くに立っていた。だが「警察に“もっと前でどうぞ”と促され、従ったら遠くに連れていかれた。だまくらかしですよ。これが警察のやることですかね」と話した。 安倍首相は抗議を念頭に「演説を邪魔するようなことを、自民党は絶対しない」と力強く語り、候補への支援を呼びかけた。籠池氏は「他党のことを悪くいいますが、自分たちの問題の説明責任を果たしていないじゃないですか」と、稲田朋美防衛相らの失言などへの対応を批判。持参した100万円については、「返せるよう、今後も努力する」とした。 首相の都議選応援を巡っては「ヤジを避け、支援者向けのハコ(屋内施設)しか入らない」との見方もあった。この日のアキバ入りは、首相お得意の形で風向きを変えたいとの狙いもあった。首相は2012年の衆院選から、大勝した過去4度の国政選挙では、秋葉原で“マイク納め”をしてきた。都連関係者からは「反対勢力を集めてしまい、最悪の形になってしまったかもしれない」との声も出た。 《手のひらに書き込み》籠池氏の左手のひらには「民主政治をどう思っている」「百万円かえしたい」「これが美しい国か!」などとペンで書き込まれていた。安倍首相に言いたいことを、忘れないようにメモしたとみられる。この日は直接伝える機会はなかったが、報道陣の質問に答える際には、時折左手に目をやっていた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年07月02日 16時13分24秒
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