カテゴリ:ドラマ・その他
2022年9月14日(水)
「透かし編みのカーディガン」、後ろ見頃を編み上げ今朝から左前身頃を編み始めました。 編み物のお供は、もっぱら録画したドラマや映画。 どんな番組を選ぶかが、編み棒がスムーズに進むか進まないかの重要ポイント。 今朝選んだのは、本年1月から3月にかけ放送された「ミステリーと言う勿れ」。 全部録画して、すでに観終えています。 でももう一度観たいと思う日が来るに違いないと確信していたので、全12話すべてを消さないで残しておきました。 主人公はもじゃもじゃ頭の大学生、「久能 整(くのう ととのう」 アパートに一人暮らしで、友人はなし。 カレーを作って食べるのが、趣味。 そんな整のもとに警察が来て、彼は連行されてしまう。 容疑は殺人。 もちろん整には身に覚えのないこと。 でも犯行に使用された果物ナイフは整のもので、指紋もついている。 アパートに有ったノートパソコンからも、動機につながるものが見つかる。 取り調べ刑事は、絶対に整が犯人だと確信を持って厳しい取り調べをする。 刑事は、真実は一つだという。 整は、事実は一つだけれど真実は人の数だけあると例を挙げて反論。 取り調べの合間に、自分を取り巻く刑事や巡査たちを観察してその立場を次々言い当てていく整。 1人の男性巡査には、「奥さんが妊娠中ですね」と。 思わず、自分はゴミ出しなどを手伝っているが感謝されていないとこぼす巡査に、ごみ捨てはどこから始まるか、捨てるまでの過程にはどんな行為が積み重ねられるかを話し、ごみ袋にまとめられたものを集積場まで捨てに行くのはゴミ捨てを手伝ったことにならないと諭す。 男性優位の職場で、立ち位置が作れず悩む女性巡査には、「男性ばかりだと悪事を働いてしまうのです。 その仲間に入らないのが女性。女性が1人いると悪事が働けないので男性はいらだち女性をいたぶるのです。女性はその悪事をさせにくくする観察者なんです」と話し、女性巡査はようやく自分の立ち位置を見つけます。 そんなこんなで、整は取調室の中で周囲を観察しながら、とうとう真犯人と犯行の動機を見つけ出し、さらにそれが人違い殺人であることまで突き止めます。 これが1話目。 文字で書いていると無理があるストーリーですが、これがなかなか良くできた組み立てなのです。 1度観ているのでストーリーはすっかりわかっているはずなのに、セリフの面白さと展開に引き込まれ編み棒がはかどるのです。 原作は漫画だそうです。 ちょっとそそられますね。 整は、菅田将暉さん。 大河ドラマの義経も、今までの美化された義経像と違って面白かった。 男性巡査は、尾上松也さん。 今どきの軽い若い男性を、コミカルに演じています。 女性巡査は、伊藤沙莉さん。 本当に演技のうまい人で、彼女の出演作品は見逃せません。 2話目からは、永山瑛太さん登場。 その存在感と美しさに、ほれぼれ致します。 で、今日は3話まで見ました。 残りは明日からのお楽しみです。 どの会も、製作者側が手を抜かずに隅々までこだわって作っていると、本気で思える作品です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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