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2020年08月28日
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カテゴリ:その他文学関連

​​​​


​​リン「やっほー!このブログのアイドル・リンだよ♥」​​
​​ルカ「ごきげんよう。このブログのアイドル・ルカです♥今回は『三国志』についてマスターから語られます。」

「ども。ブログ主のRGM-122です。前回の記事のコメントで「三国志について教えてください」とあったので、今回は私から語ります。ただ、『三国志』は非常に奥が深く、記事1つで簡潔にまとめられるようにしたいと思います。
まずは、正史『三国志』と『三国志演義』についてです。」

​正史『三国志』
中国・後漢王朝時代の末期から魏・蜀・呉の3国に分断された「三国時代」を背景に、魏・蜀・呉の3国の歴史と君主や武将、軍師の活躍・功績を記した歴史書で、魏志30巻、蜀志15巻、呉志20巻からなる。著者は陳寿(ちん じゅ)。魏を正当王朝としており、書は魏が中心となる。邪馬台国の卑弥呼が魏に使者を送ったとされる『魏志倭人伝』の魏もこの時代の魏である。

『三国志演義』
『三国志』をモチーフにした大河歴史小説。著者は羅貫中(ら かんちゅう)。魏を正当王朝とした正史に対し、こちらは蜀を正当王朝とする。そのため、蜀の初代皇帝・劉備を中心に、彼を取り巻く人物との出会いや戦が描かれている。現在の三国志モノのほとんどはこの『演義』がベースになっている。



「次はあらすじを語ります。ただし、ざっくりなのであしからず。」

あらすじ
後漢王朝末期、中国の各地で飢饉や災害の連鎖、さらに朝廷の政治腐敗や汚職により張角を党首とする「黄巾党」が起こした「黄巾の乱」により王朝の権威は地に落ちた。この混乱に乗じて天下統一を目指す官軍士官・曹操、皇帝の氏族とされる青年・劉備。「江東の虎」の名を持つ名将・孫堅らが立ち上がった。彼らは後に躍進し、苦難を重ねつつも、やがて一国を持つ立場へと出世していく。
黄巾の乱終結後、皇帝を擁立して権力を持ったのは涼州の太守・董卓。しかし、この董卓の暴虐に業を煮やした各地の大名たちが「反董卓」を掲げて連合軍を組む。この連合軍の活躍で董卓は都を捨てて逃亡し、その後、部下の裏切りによって誅された。しかし、中国は既に止められない乱世の流れの渦中に入ってしまった。
董卓死後、皇帝を擁立し権勢を持ったのは曹操。曹操は劉備と同盟し、呂布、袁術、張繍ら周辺諸国の群雄たちを撃破していく。しかし、天下統一のために皇帝をも凌ぐ強権を得ようとする曹操は劉備と袂を分かち、敵対することとなる。そして、劉備を破った曹操は河北の豪族・袁紹を破り、天下統一に王手をかけた。
一方、荊州方面に落ち延びた劉備は諸葛孔明と出会い、孔明を軍師に招き入れ、江東・江南方面に勢力を拡大していた孫権と同盟し、赤壁の戦いで曹操を破る。後年、劉備は益州へ進軍し、益州太守・劉璋を破り、曹操・孫権と戦える勢力を持った。こうして、孔明の唱えた「天下三分の計」が成った。
その後も劉備は曹操との戦いで形勢を優勢に進めていたが、劉備の義弟・関羽が孫権に討たれ、荊州の地を呉に奪われたことで蜀の国力は次第に落ちていく。そんな中、魏では曹操が没し、彼の息子・曹丕が後を継いで魏王となり、ついに後漢王朝を滅ぼしてしまう。これに異を唱える劉備は自らも皇帝を名乗り、関羽の仇討ちに呉に攻め込むが、呉の名将・陸遜に敗れ、白帝城で崩御した。
蜀の丞相となった孔明は劉備の意志を果たさんと蜀の総力を以て魏に北伐を敢行するが、司馬懿をはじめとする魏の名将たちを相手に果たすことなく軍を退くこと4回にわたり、そして5度目の北伐、ついに孔明も力尽きてしまう。
孔明の死より約30年後、蜀の国力は次第に衰えていき、ついに魏に攻め込まれ、滅亡してしまう。しかし、魏も皇帝の権威の失墜により国力が堕ち、司馬懿の孫・司馬炎により晋に取って変えられてしまう。そして晋は呉を滅ぼし、天下を統一した。しかし、司馬炎も統一後はだらけてしまい、晋は匈奴の反乱によって中央を追われ、天下統一後も結局は乱世が続いた。

「ぶっちゃけ、どこまで『演義』のストーリーなのかは私も分かっておりません。その辺については語っても語り切れないので、話題を変えます。ここからは各国とその主要人物を挙げます。まずは魏の人からです。


曹操を君主とする、中国の北半分を掌握した大国。首都は許昌。インフラが整備され、思想や文学でも後漢よりさらに発展を遂げた。曹丕の代になると後漢皇帝に禅譲を迫って正式に帝国となった。それ故に正史では正当王朝となった。

主要人物
君主
曹操(そう そう)(字:孟徳)
魏の君主。軍事、政治、文学、人事とあらゆる物事で才能を発揮する傑物。黄巾の乱、董卓討伐で名を上げ、漢の皇帝を擁して権勢を持ち、呂布、袁術、張繍ら周辺諸国の群雄たちを破って中国の2/3を掌握する大帝国・魏の基盤を築いた。諡号は「太祖武帝」。

​曹丕(そう ひ)(字:子桓)
曹操の三男だが、長兄、次兄の早逝により父の後継者に取り建てられた。性格は悪いが自国・魏の発展に手腕を遺憾なく発揮した。また、父や弟・曹植同様に詩人としても名高い。

武将
夏候惇(かこう とん)(字:元譲)
曹操の親族で、彼が最も信頼する人物。曹操との馬車の同乗、寝室への自由な出入りを唯一許可されていた、親友ともいえる存在。呂布との戦で矢を受け左目を失うが、その後も武将として各地で戦った。

夏侯淵(かこう えん)(字:妙才)
夏候惇の親族で、彼と共に曹操の旗揚げ時から曹操に付き従う。弓術を得意とし、その素早い行軍は「3日で五百里、6日で千里を行く」と称された。

許楮(きょ ちょ)(字:仲康)
並外れた怪力の猛将。その腕を買われてよく曹操の護衛を勤めた。普段はどこかぼんやりしているが、戦となると虎のような暴れぶりを発揮することから「虎痴」と呼ばれた。

張遼(ちょう りょう)(字:文遠)
元呂布配下の武将だが、呂布と違い忠義や情に厚く、武力と知略の双方に精通する。関羽との友情の逸話も有名で、魏の代表的な名将として現在も人気が高い。

張郃(ちょう こう)(字:儁乂)
元袁紹配下の武将で、官渡の戦いの折に曹操に投降した。武力と統率力に優れる猛将で、曹操の没後も歴戦の将として魏軍の主力を担い、長らく最前線で活躍した。

軍師
荀彧(じゅん いく)(字:文若)
「王佐の才」と称された秀才軍師。軍事・政治両面で曹操を補佐したが、晩年は曹操と不和を生じ、自害してしまう。

郭嘉(かく か)(字:奉公)
荀彧と程昱により曹操に召された秀才。物事の流れを読むことに長け、先読みで孫策の横死を言い当てた。曹操とは非常に相性の良い主君と軍師の関係だったが、若くして病没してしまう。

程昱(てい いく)(字:仲徳)
曹操に見出された軍師の1人。強情な面もあるが、人の情を読み取ることに長けた人物で、劉備陣営から徐庶を引き抜くことに成功する。

司馬懿(しば い)(字:仲達)
曹操に見出された軍師の1人。優れた才知の持ち主だが、曹操からはあまり重用されなかった。晩年は魏の実権を握り、彼の孫・司馬炎が晋を創る礎を築いた。

「ここから蜀の人です。」


劉備を君主とする、中国南西部​の小国。首都は成都。「蜀の桟道」と呼ばれる険しい山脈と溪谷からなる国。諸葛孔明や関羽、趙雲等の人気武将が所属するが、勢力としては3国で最弱である。尚、本来の王号は「漢」で「蜀」とは便宜上の呼び名。

君主
劉備(りゅう び)(字:玄徳)
蜀の君主。前漢の中山靖王・劉勝の子孫とされるが真偽は不明。関羽、張飛と共に桃園で生死の約束を交わし、乱世に乗り出す。勢力拡大で曹操や孫策に遅れを取るが、諸葛孔明を登用したことで一転、蜀の皇帝となるまでに至る。頼りない面もあるが、人徳に優れ、自然と人を引き付けるカリスマ性を持つ。諡号は「昭烈皇帝」。

武将
関羽(かん う)(字:雲長)
劉備の義弟。2メートルを超える長身と人並外れた武力の持ち主。また、極めて義理人情に厚く、劉備の婦人を守りながら千里の道を歩んだとされる。死後、「関帝」として神格化され、中国各地で崇められている。

張飛(ちょう ひ)(字:益徳)(『演義』では翼徳)
劉備、関羽の義弟。その武力は同じく剛勇で知られる関羽をして「自分より強い」と言わしめる猛将。しかし、おっちょこちょいで酒癖の悪い性格が災いして失敗することも少なくなかった。

趙雲(ちょう うん)(字:子龍)
劉備の忠臣。槍術の名手とされ、長坂橋で赤ん坊を抱いて曹操軍の大軍の中を単騎で駆け抜けたエピソードは本編屈指の名シーン。忠義、武力、知略と備え、『三国志』でも屈指の人気を誇る名将。

黄忠(こう ちゅう)(字:漢升)
元劉表配下の武将。白髪の老将とされるが、一騎打ちでは関羽と互角で、弓術は百発百中、さらに軍略にも長ける名将。

馬超(ば ちょう)(字:孟起)
涼州太守・馬騰の長男。騎馬民族の血を引く猛将で、馬術を得意とする。一騎打ちでは張飛と互角。
上記の武将5人は「五虎大将軍」と称される。

軍師
諸葛亮(しょかつ りょう)(字:孔明)
「伏龍」と謳われた秀才学士。劉備に「三顧の礼」を以て迎えられ、彼に絶対の忠義を尽くした。『三国志』中、最高の知恵者とされ絶対的な人気を誇り、『三国志』を劉備と孔明の邂逅から読み始める人も多い。

龐統(ほう とう)(字:士元)
「鳳雛」と謳われた秀才学士。赤壁の戦いの後、劉備陣営に入るが、益州攻略の最中に戦死してしまう。

姜維(きょう い)(字:伯約)
元は魏の武将だったが、孔明に認められ、彼を師事してその後継者に抜擢される。晩年の蜀を支えた最後の人物。


「最後は呉の人です。」


孫権を君主とする、中国南東部の国。首都は建業。孫権の兄・孫策が江東に進出し、その後を継いだ孫権が領地をさらに発展させ、守ってきた。『正史』でも『演義』でも正当王朝とはされず、第三勢力的な扱いが多い。

君主
孫権(そん けん)(字:仲謀)
呉の君主。「江東の虎」の名を持つ名将・孫堅の次男。兄・孫策より領地と人材たちを受け継ぎ、時に劉備と、時に曹操と手を結び、両者の間を巧に渡り歩いて領地を守ってきた。後に魏・蜀に対抗して皇帝を名乗った。諡号は「太祖大帝」。

孫策(そん さく)(字:伯符)
孫堅の長男で、孫権の兄。江東に進出し、10年という電撃的な早さで江東、江南一帯を制覇した。しかし、領内に潜んでいた敵勢力の残党により重症を負い、弟・孫権を後継者として息を引き取った。享年26歳。

武将
黄蓋(こう がい)(字:公覆)
孫権の父・孫堅の代より孫家に仕える古参の将。赤壁の戦いでは周瑜と組んで「苦肉の計」を用い、火計作戦の主力を担った。

太史慈(たいし じ)(字:子義)
孫策が江東平定に乗り出した最中、たった1人で孫策に一騎打ちを挑んだ勇将。その後、孫策に直属の配下として迎えられ、彼に貢献した。非常に義に厚い人物。

呂蒙(りょ もう)(字:子明)
姉の縁で呉に入った武将。魯粛の死後、都督となり、関羽を討って孫権の父以来の悲願だった荊州を呉に服属させた。「呉下の阿蒙」、「士、分かれて三日、刮目して相対すべし」という名言を生み出した人物。

甘寧(かん ねい)(字:興覇)
水賊出身の猛将。粗暴で荒々しい性格だが、義侠心に厚く軍略にも長ける名将で、孫権からも絶賛された。少人数での奇襲を得意とする。

軍師
周瑜(しゅう ゆ)(字:公瑾)
孫策の幼馴染で親友。秀麗な容姿から「美周郎」と謳われ、音楽を好む。若くして呉の大都督(全軍総司令官)となり、孫策の江東平定や赤壁の戦いで大きく活躍した。

魯粛(ろ しゅく)(字:子敬)
名門出身の秀才学士。主に周瑜の補佐役と劉備・孫権間の調整役を務めた。周瑜の没後は大都督となり、呉を支えた。

陸遜(りく そん)(字:伯言)
孫家の外戚となる若き知将。洞察力に優れ、夷陵では蜀軍70万を破る、石亭では魏の大都督・曹休を追い詰める活躍を見せた。孫権の皇帝即位後は丞相となり、軍事・政治両面で呉を支えた秀才。


「ここでは主要な戦いを紹介します。」
・黄巾の乱
黄巾党が各地で起こした乱。長きに渡った漢王朝の権威を大きく失墜させたが、曹操や孫堅らによって鎮圧された。

・官渡の戦い
曹操と袁紹の戦い。当初は兵力で勝る袁紹軍が優勢だったが、曹操軍の奇襲により袁紹軍の兵糧庫が襲撃され、袁紹軍が大敗した。

・赤壁の戦い
中国の北半分を制覇した曹操と、劉備・孫権の同盟軍の戦い。黄蓋の火計で曹操軍80万を破ったとされる。

・夷陵の戦い
劉備率いる蜀軍と陸遜率いる呉軍の戦い。当初こそ蜀軍が優勢だったが、山に陣取った蜀軍を陸遜が火計で破ったと言われる。


​「ここからは劇中が元となって生まれた成句を紹介します。」
・三顧の礼
礼節を尽くして人を迎えるという意味。

・泣いて馬謖を斬る
大事な者でも、法を正すためには斬り捨てなければならないという意味。

・死せる孔明、生ける仲達を走らす
優れた人は死後も影響力があり、人を動かすという意味。

・呉下の阿蒙
いつまでも昔の阿保なままという意味。

・兵は神速を貴ぶ
戦では何事も素早く処理することが大事という意味。


「今回はここまでです。他にも色々伝えたいことはありますが、記事1つでまとめるにはこれだけでも十分時間を使ったので…」






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最終更新日  2020年08月29日 11時33分22秒
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