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カテゴリ:本
体調が悪く臥せってしまった。季節の変わり目はだめだニャー。
で、その間に好きな重松清を読んだが、体調の悪い時にあまり読むものではないことに気づいた。 キューンと切ない感じが体に悪い(笑) 1999-2000年に書かれた短編集。表題の「口笛吹いて」は、彼ならではのタイムマシーンストーリー。 かつての草野球のエースは今はベンダーの冴えない係長。 幼馴染の主人公は彼の昔の姿を見たくて、息子の野球チームのコーチを頼むが… 心に残ったのは「かたつむり疾走」。リストラされた親父と受験を控えた息子の話。 「勝ち組」「負け組」この言葉が出来たのはいつからだろうか。 何か勝ちで、何が負けか?いつの時点で勝ち負けが決まるのか? 勝ったから何なのか、負けたからからどうなるのか? うーん、考えさせられる。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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