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カテゴリ:本
ブログ仲間の推薦で読んでみた。
アーサー・C・クラークを始めとするハードSFやセーラームーンと言ったコミック系の紹介を導入として、最新の天文学(といっても発行が1997年なので10年前だが)を式を出来るだけ使わずに分かりやすく解説。月の話からダークマター、宇宙論まで。 入門編としてはイラストも入っていて分かりやすいが、物理を少しだけかじった人間としては物足りなく感じる(かといって式の羅列されても困るが)。 又、次に読んでみたいSFの情報を仕入れることが出来て良かった。 印象に残った文章は、 1.恒常性維持により、星はシステムとして体温調節機能をもった恒温動物のような生命体に似ている。 if 星の核融合が大→エネルギー発生量大→星は膨張→星のガスの温度が下降→核融合反応は下火へ。 逆も成り立つ。 ふむふむ、星も生きているんじゃないか?僕らはその小さな構成物に過ぎない。 2.ウロボロスの蛇。自然界は、小は素粒子・原子・分子から、DNA・人間・地球・恒星、更に銀河・銀河集団、そして宇宙そのものまで、多彩は階層を形作っているもの。とのこと。 循環系になるってこと、それはどのレベルからみても同じだってことは納得。ん?ウロボロスって何だ? ー古代の象徴の1つで、己の尾を噛んで環となったヘビもしくは竜を図案化したもの。今日の無限大の記号「∞」のモデルとなった。(ウィキペディアより) なるへそ。人間は大きな輪廻の中にあるんだなーっと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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