テーマ:婦人科の病気(1150)
カテゴリ:子宮ガン
本日私、5歳の誕生日を迎えました
![]() 子宮ガン患者として。そして、多重ガン患者としての。 つい先日、甲状腺ガン患者としてのお誕生日を迎えたばかりですけれども 5年前の今日、再び子宮頚部腺ガンの告知を受け、コレで 甲状腺乳頭ガン・子宮頚部腺ガンと、2つのガン告知を受けたコトで 多重ガン患者の出来上がり~となりました ![]() こんなにあっけらかんと言える日が来たコト、本当にありがたいです。 当時は、本当に辛かったけれど、やはりガンになってよかったと思えるコトは沢山あります。 ガン友との出会い、命あるコトの大切さ、家族や彼・友人・支えてくれる人がいてくれるという幸せ 色んな発見や実感がありました。 でも最近になって、もう1つ見つけたんです。 ガンになってよかったと思えるコト。 ガンと言っても、その人の辛さ・苦しさ・悲しさは、同じガン患者でも分からないモノです。 例えば、私の場合、手術のみで化学療法の経験はありません。 その辛さを知っている方からすれば、同じ子宮ガン患者さんであろうと 経験のない私はラクだっただろうと思われるかもしれません。 でも、当時の私にとって、手術を受けるコトより、ガンというコトより 何よりも、子供が産めなくなるというコトが一番辛かった。 ソレで全てが終わったと、生きる意味も希望もなくなったと思うホド Maxで辛いコトだったワケです。 だからこそ、皆1人1人症状も、考え方も、境遇も全て違うワケですから その全てを分かりあえる人はいない。 でも、やはり辛さや苦しさの種類は違っても、同じように壁にぶち当たり ソレをどうにか乗り越えて進んできたガン患者として、少なくともその気持ちは分かるから 今、色んな葛藤を続ける父にとって、一番分かりあえる人間が私ではないかと思うのです。 ソレでも、やはり肺ガンと子宮ガン・甲状腺ガンとなれば 部位が違う為、ナオサラ症状は全く違うワケですから、 そういう意味では、父の苦しさは私には全く分かりません。 (父にも、そういったガン友がいれてくれればな~と思うんですが・・・。) なので、父にとっては「誰も分かってくれない、理恵でさえも分かってくれない。」と 塞ぎこんでしまいそうになるコトもあります。 でも、私もそうだった。誰も分かってくれないと思っていた。 けれど、分かってくれようとする姿は伝わった。 今では、分かってもらえないのは当たり前で、分かろうとしてくれるダケで救われたと思います。 その経験を父に話すコトで、父も少し冷静になってくれるのです。 その私の言葉を素直に聞けるのは、やはり私がガン患者だから。 そうでなければ、何が悲しくて、我が娘に説教され、説得されるでしょう・・・ ![]() その私の経験が、父の励みになれるのであれば 私はガンになっていてよかったと思うのです。 ま、とは言っても、やはり健康に越したコトはないんですケドね~ ![]() でも、こうして父の力になっているのなら、私がガンになったコトも 意味のあるコトだったんだと思うしか他ありません。 ■プロフィール記入にご協力お願い致します。 「足跡」pageへ ↓ ![]() ![]() ![]() ↑ ↑ ポチポチッとクリックお願い致します ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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