複雑な券売機
青春18きっぷを利用して、高崎まで行って来ました。自宅最寄り駅から、約3時間かかります。でも、直通の湘南新宿ラインがある為、乗り換えなしでとても便利です。ルールが改正になり、青春18きっぷでもグリーン車利用が可能になったので、試しに利用してみました。Suicaグリーン券システムを試してみたい気持ちもありました。さて、まずホーム内のグリーン券券売機にSuicaを挿入すると・・・何じゃこりゃ!さっぱり分からん!私が想像していたのは、首都圏の普通列車のグリーン料金は、50kmまでと、51km以上の2段階のみだから、てっきりその2種類だけ表示されると思っていたのです。ところが実際には、行き先別に細かく表示されるのですね。それにしてもいきなり画面に50近くも駅名が出てきたら、目的の駅がどこにあるのか、さっぱり分かりません。面倒臭いので、適当に池袋950円を選択しました。さて、車内に入りパネルにSuicaをタッチすると、ランプが赤から青に変わります。これで必要なグリーン券を持っていることが一目で分かり、車内改札は省略されます。しかしこのシステム、本当に賢いのですね。列車が池袋を発車すると、ちゃんと赤に切り替わりました。そう、あくまでも池袋までの情報しかなかったのです。赤ランプを見て、早速グリーンアテンダントがやって来ます。実はかくかくしかじかで、と説明すると、「ではSuicaをお貸し下さい」とのこと。端末に当てて情報を確認し、「では高崎まで区間変更しておきます」と言い、車内精算券を発行してくれました。料金は同一なので、0円表示です。そしてしばらく経つと、ランプが再び青になりました。何だか便利なような不便なようなシステムです。車内のランプを正確に作動させる為には、確かに正確な情報を読み込み必要があります。しかしその為に、いきなり券売機に50近くもの駅名が表示されては、選ぶのに時間がかかって仕方がありません。昔の券売機は良かったなあ。単純に距離別のボタンが3つしかなかったのですから。