テーマ:最近読んだ本(736)
カテゴリ:お薦め本
外出を控えて読書の時間があるのに、図書館は休館。
今、その筆力に魅了されている柚月裕子さんの本をネットで購入。 「臨床心理」は実力を持つ柚月さんが「このミステリーがすごい」大賞でデビューした作品と言うので購入して読んだ。 本の紹介でストーリーを見た時に(私の知りたくない世界の話)と思った。 女性臨床心理士の佐久間美帆が障害者厚生施設の入所者の美少女水野彩(16)の死をめぐって真実を追い求める。 施設で彩と仲が良かった藤木司は「彩の死は自殺ではない」と断言する。 人の話に色があって色でウソとホントが分かると言う司。 大胆過ぎる障害者の性描写や、それを取り巻く男たちの歪んだ身勝手な性犯罪の描写。 こんなに救いようのない世界がある、柚月さんは怖いものしらずの女性作家と舌を巻く。 この物語は絶対映像化してほしくない。 暴力団やマル暴、警察組織、幼児や子供の虐待、生活保護など柚月さんの筆力は大胆で恐れを知らない。 ![]() ![]() 検事「佐方貞人」シリーズは上川隆也主演で映像化されたらしいけれど・・・見ていない。 上水流涼子シリーズも映像化したら楽しそう。 「Wパレートの誤算」は今日からスタート?(でもWOWOは契約していないし生活保護者問題も見たくない) 映像化するなら美人か美男が主役で社会の暗部や底辺の物語でない方が良い。 居間で観るテレビで深刻な暗部を描いた作品は見たくない。 それでいて柚月裕子作品を今日もネットで注文する。 ![]() 臨床真理 (角川文庫)[本/雑誌] / 柚月裕子/〔著〕 ![]() 検事の信義/柚月裕子【合計3000円以上で送料無料】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.03.07 20:29:31
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