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テーマ:今日の出来事(289373)
カテゴリ:視・紙・誌面から
昨年公開された「この世界の片隅に」というアニメ映画がこの手法で商業化になったそうだ。ほとんど不特定の個人が少額の出資をすることで事業を立ち上げる資金とし、ベンチャーを立ち上げる手法と言うことだ。
これは情報機器の分野ではかなり広く行われ、出資者は通常よりも安い価格で商品を受け取るとか、限定商品数で打ち切り、と言うような商売である。これが映画の分野で行われ、既に「この世界の片隅に」は10億円の興行収入をあげていると言うことだ。興行収入は宮﨑アニメが圧倒的に強いと思うが、その裏には広告宣伝費の投入がある。これらをケタ違いに少なくして売れると言うことはそれだけ原価が抑えられるので利益が出ると言うことだ。あるいは販売価格で競争が出来る。 この映画のクラウドファンディングがどんな形で行われたかは知らないが、口コミやインターネットで配信することで大手広告代理店に対抗できる力を持てると言うことだと思う。自分に何が出来るか、をますます問われる時代になっていくのだろう。 社員の超過労働で話題になった電通は一方の雄である。華やかな業界らしいが、新聞の紙面の多くが広告で占められているのを見ると、ひょっとしたら新聞社も考え直した方が良いのではないか。広告主に反抗は出来ないだろうから、デジタル版の利用料を紙の上に乗せるのでなく、別物として扱い、コストダウンに繋げてもらいたいものだ。新聞紙は繰り返し再利用されるとは聞いているが、配達の人件費が最大のコストだろうと思う。今朝の朝日新聞の別刷りは「人工知能によってなくなる仕事」を掲載していたが「警備員」は入っていたけれど「新聞配達」は無かったように思う。マスコミを取り上げるのはやぶ蛇だったか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年01月08日 20時44分03秒
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