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テーマ:今日の出来事(289281)
カテゴリ:技術屋生活
先に乾電池の液漏れの話を書いたが、どうもこれがユーザーの責任らしい。と言うのは、アルカリ電池の破裂である可能性があると言うことだ。
ぼろぼろになった液漏れ電池は即刻処分したが、見かけ上異常のないのは取り置いて、新しく買った懐中電灯に入れてみた。懐中電灯専用の単4×3本と言うホルダーがあるので、流用したもの(2本がマンガン電池、1本がアルカリ電池)を入れてみるとどうも明るくない上、瞬間的に消えることもある。 昔の懐中電灯ならば電球が緩んだりして同じような現象がでていたが、これはおかしい。そこで電圧をチェックしてみた。アルカリ電池だけ、針がマイナスに振る。おかしいと思い調べてみると、「転極」と言う現象らしい。 アルカリ電池が劣化したまま電圧を掛け続けると陽極と陰極が入れ替わる現象が起き、内部圧力が上がって、安全弁から液が漏れるらしい。有効年月が読めなくなっており、液漏れの可能性も考えられる。 違う種類の電池を混ぜて使うな、と言うのはこういうことだったらしい。アルカリ電池をはずし、マンガン電池に入れ替えると本来の明るさを取り戻した。 ニッカドやニッケル水素は1.2Vなのでマンガン電池と混用はしないが、マンガンとアルカリも出来るだけやめた方がいいということだ。 ついでながら、テスタは昔ながらの針式がやっぱりいい。逆ブレが感覚的に分かるし、反応も速い。デジタルは多機能だが使わない機能ばかりだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年11月27日 22時49分06秒
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