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テーマ:ニュース(100077)
カテゴリ:視・紙・誌面から
なんとも大きな話になってきた。役人が誰かの意向に沿うような風に議事録を書きかえていた。公文書偽造だ。言語明瞭意味不明瞭などというレベルではない。真実でないものを国会に報告書として渡した。背任も成立するだろうし、国家公務員法にも触れるであろう案件だ。
この国の役人は優秀だったはずだが、財務省の官僚は上級職でも特別な存在だと聞く。それが嘘をつくなら即刻免職というのが筋だろう。また背任であれば刑事事件であり、仮に元国税庁長官が辞任したからといって「一般人を証人には呼べない」などと養護する勢力はいったい何なのだろう。会社に損害を与えたら、やめさせた上で被害額を請求するのが世間の常識だ。 大臣がやめれば解決する問題ではない。民主主義の根幹にかかわる問題だ。一強にすりより、正義を捨てるような風潮はもってのほか。我々有権者自身が声を上げ、民主主義が最も生かされる選挙制度を考えなければならない。 安倍首相は森友学園の問題が浮上したときに「もし私や私の関係者がかかわっていたら議員も辞任する」と大見えを切ったが、にわかに現実味を帯びてきた。政治家というのは税金の使い道を決めるというまことに生産性の欠ける職業だ。税金で生まれ育ち、なお税金で生きているような人に一般人の暮らしぶりはわかるまい。 とにかく嘘を報告してはいけない。人格失格だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年03月12日 22時45分28秒
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