風呂の脱衣場の蛍光灯が点灯に時間がかかるようになった。近ごろはラピッドスタートの蛍光管やLEDが多くなって、スイッチ操作とともに点灯する器具に慣らされてしまっている。10秒もかかるようになったら辛抱できない性格も困ったものだ。
2個入りで100円ショップに置いてあるようなグローランプがあったので交換したら復活した。この頃のグローランプは樹脂で覆ってあるのでガラスのように黒変状態が見られない。結局不満を感じるほどになったら交換して下さい、のようだ。それとも「もうダメそうだから買い替えよう」と言う気にさせるためかな。樹脂で覆うとコストアップにならないのかな。真空にしないと使えないから、ガラスだけでよさそうな気がするが。
思えば照明器具も変わったものだ。電球から蛍光管、そしてLEDと、50年ばかりでがらっと変わってしまった。電球はエネルギー効率が悪く、電球も発熱して取り扱いに注意が必要だった。蛍光管はそれに比べれば発熱も少なく、放電のために節電にもなるが、少し無機的な感じのする光だ。LEDでは更に色気の無い光になる。まあ暗がりでつまずかなければいいだろう。
孫がやってくると「この家薄気味悪い」という。真っ暗なところがあちこちにあり、マンションのようにはいかない。私も小さい頃は気味の悪いところがあった。何より仏壇、仏間がそうだった。お参りする時しか明るくならない。
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