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カテゴリ:視・紙・誌面から
7/10付け朝日新聞の記事である。対話形式での記述だが斎藤環筑波大学教授の話。
ヤンキーとは「不良っぽい若い男女」のことらしいが、「みんなでアゲて行けば何とかなるべ」と考える集団、と表現している。絆とか言うような精神論が好きらしい。そして賛同するものは仲間に入れるが異を唱える者は村八分、と言い切っている。 強く賛成する。理屈よりも感情、まあこれはシーザー暗殺の昔からしばしば行われてきた社会の動きだ。忖度やゴマ擂り、賄賂が周りをかためる。ジャイアンとスネ夫の構図も似たようなものか。 アベノミクスを「アベの理屈」と揶揄していた私のようなものは排斥されていたことだろう。幸か不幸か、お互い知らないが。「会社がもうからねば給料が上がらない」は真理だと思うが、「会社がもうかれば給料も上がる」と言うのは真理とは言えない。事実内部留保が増えただけで実質給料は下落した。 説明責任と言う言葉もリベラルと保守ではとらえ方がちがう。理屈合わせにこだわるリベラルと「まあそれはそれとして」の保守では全く噛みあわない。しかし、「理屈より精神」で育ってきた世代の数の多さは! コロナでは精神論では無理と見て投げ出したか? 情緒から理論に早く転換してもらいたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年07月11日 22時17分24秒
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