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テーマ:明るい緑内障生活(54)
カテゴリ:健康のこと
正常眼圧の緑内障ということで10年以上観察が続いたが、ここに来て点眼薬による治療を始めることになった。視神経が細くなって行く病気で、眼圧を下げる治療になる。「正常眼圧」というのは10-21mmHgといわれているが、実際には個人で差があり、この範囲に入っていても視神経が弱っていれば、眼圧を下げなければならないと言う。「そろそろ治療にかかりましょう。一番弱いのから始めて行きます。喘息とかはありませんか?」副作用があるのだろうが、私は喘息持ちではない。
![]() これが処方された目薬だが、小さな容器で1ヶ月分だそうだ。顔を洗ったあとに使うことして、洗面台の戸棚に置くことにした。 緑内障はとにかく自覚症状が出にくい。私の場合は右が悪いのだが、両眼で見るから補完してくれて、異常を感じるようになったらもう手遅れ、目医者の仕事は「死ぬまで視力を失わないように進度を遅らせること」だそうだ。 思えば会社の健康診断で眼底写真を撮られて〔当時はX線を扱う仕事をしていた〕受診を進められ、娘が眼科の検査の仕事をしていたから現在につながっているのだが、その時に「失明まで20年はかかります」「じゃあその頃には死んでいるかも知れないから、経過観察にしてください」で、10年経った訳だ。今になると「後10年で失明しますよ」と言われたら迷わず「それは困る。治療してください」と言ったことだろう。 とにかく主治医を信じて一生付き合う病気だ。そのためにも、自分より若い医師、複数の眼科医がいる病院を選んだ方が良い。若くてもいなくならない保証はない。カルテをきちんと管理してもらわないと患者は困る。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年02月20日 22時49分41秒
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