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テーマ:同窓会(404)
カテゴリ:飲み食いの話
音楽祭で歌ってから地元に残っているものだけで言い合わせ、中高6年を共に過ごした同窓会に行ってきた。
私たち11回生は何かと「やらかす」問題児が多かった。修学旅行で船着場から「女湯が見える!」と集団を作って見つかり、叱られたとか、卒業間際になって「(自分達は卒業して)使いもしない施設の寄付を募るのはおかしい」と返金を要求したり、学校に誠意がないと座り込みを決行したりとお騒がせな回生で、卒業式もパーティー形式にしてしまうと言う暴挙?も働いた。ちょうど大学紛争の華やかな時代で、そっちの影響もあったかもしれない。ただ、女湯事件の時、私はアマチュア無線に入れ込んで、トランシーバを操作して交信していたのであろう、そっちの方は全く知らなかった。 集まったのは13人。卒業後50年も経てば、面影もないジジイばかりの集団だが、最近のことでSNSに投稿している者同士はまあわかる。けれどもどうしてもわからない者もいる。「お前。誰や?」なんとも失礼な質問である。お互い様でもあるのだが。男ばかりで酒が回ってくると、話は女性関係のことになる。しかしすでに「妻」をなくしているものも何人かいる。その一人が「パートナーはいるよ。でも子供がすでにいたから、ややこしいので再婚するつもりはない」今となってはもう50歳近いはずの子供だ。相続問題は面倒に違いない。そういえば、あちこち旅行に行った写真を見せられるが、誰に撮ってもらったものには違いない。そこまで突っ込むことに気が付かなかった。「お前どうや?」「俺は女には不自由しとらん。混声合唱やっててみろ、女なんてなんぼでもおる」もちろん「おるだけ」の話である。そこからうっかり先に進んだらとんでもないことになる。 「俺は50歳で女遊びに目覚めた」なんとも物騒な発言だが、医者の世界では珍しくもないという。(真偽の程はわからないが)病院に配属されると、まず言われたそうだ。「看護師には手を出すな。医者の替えはいくらでもきくが、看護師はそうはいかん」のだそうである。彼は内科医だが、外科医の方が手が早いという。「そりゃあ外科のストレスはすごいぞ。切り間違えたらそこまでやから。内科は投薬の変更はできるが」そんなもんか〜と、皆なんとなく納得した。 その次は「あいつ、どうしてる?」と言う話になる。「認知症になったらしいぞ」「最近ガン切ったそうだ」いやはや、年はとりたくないものだ。自分で動き、人の世話にならずに済むようなら、長生きしたいと思うが、その前提が崩れたら・・・誰しも思いは同じのようだ。 どうもあまり上品な話にはならない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年02月19日 20時44分55秒
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