年末年始に飲んだワインいろいろ2024/2025 Part3 イタリアその他
前回の続き。イタリア、その他編2017 SITO MORESCO LANGE / GAJAシト・モレスコ / ガヤPiemonte, Italia - 赤辛口4,752円、エノテカ, 2020年11月購入正月休みの9日間で20本近くワインを開けているなかスティルNo.1だったのがこちら。ガヤのシト・モレスコ。クリスまで含めるとガングロフがNo1。少し熟成して複雑。艶やかな酒質で、ハイトーンでありながらも、しっかりボディやタンニンもあり、ウメー。透明感と複雑性を持ったネッビオーロの美点が光るワイン。購入記録を確認すると4年前に5千円アンダーで購入。現在は7-8千円。このボトルが最後。ケース買いしておくべきだった。さらに購入履歴をさかのぼると、2001年にカーヴドリラックスで2,480円で買っていた。まあ、このころだとDRCが5万円アンダーで買えていたのだけれどね(ロマネコンティとモンラッシェを除く)。飲み頃/総合:いま~20年/★★★★(飲みごろ初期だけれど、今飲んでおいしい)2019 BARBARESCO / PRODUTTORI DEL BARBARESCOバルバレスコ / プロドゥットーリ・デル・バルバレスコPiemonte, Italia - 赤辛口5,544円, エノテカ, 2024年12月購入生産者協同組合のバルバレスコ。エノテカのマンスリー20%OFFで購入。力強いとかタニックとか若過ぎるってことはないけれど、だからといってバルバレスコのよさを発揮できるまでには至っていない。あと5年は待ちたい。飲み頃/総合:あと5年~20年/★★★(いま飲むべきではない)2019 San Pio /Mastrojanniサン・ピオ / マストロヤンニToscana, Italia - 赤辛口3,960円, ワインセラーウメムラ, 2024年10月購入最近お気に入りのマストロヤンニ。サン・ピオはカベルネとサンジョベーゼのブレンド。トスカーナらしい酸があり骨格もしっかりめ。イタリアワイン好きには飲んでいただきたい生産者。飲み頃/総合:いま~20年/★★★+(マストロヤンニはどれもオススメ)2013 ESPORAO PRIVATE SELECTION / ESPORAOエスポラン・プライベート・セレクション / エスポランPortugal - 赤辛口Pontovinho6本入り福袋19,800円の1本, Pontovinho, 2024年1月購入Pontovinho福袋のメインはこちら。まったく知らないワインでガッカリしたけれど、1.3万円もする高級品で、ワイナリーのフラッグシップ。とはいえ、ワインは知的好奇心も大切なので、あまり興味のない地域のワインは...。14.5度とアルコール度高めながら熟成もあってふつうにおいしく、アルコールが浮いている感じもない。ブドウ品種は地品種で、ブラインドで飲んだらスーパータスカンの何かと答えるかな。飲み頃/総合:いま~10年/★★★+(おいしくはあるけれど、興味地域ではないので)2015 キュベ三澤 明野甲州 / 中央葡萄酒山梨, 日本 - 辛口白5,400円, 東急東横店, 2016年8月購入おせちに合わせたワインの1本。グレイスの垣根甲州。実物は画像ほど黄色くないけれど、自宅8年熟成。少しマロンフレーバーやべっこう飴が入り、熟成による甘みも出ている。とはいえ、もう少し早く開けてキリッとした甲州のほうが好み。大事にとっておきすぎた。2015 北信カベルネ・ソーヴィニヨン / シャトー・メルシャン長野, 日本 - 辛口赤5,400円, 2018年9月購入北信の右岸地区で作られるカベルネ。2015年は初ビンテージかも。年産1500本程度ということもあり、印象の薄い銘柄。購入履歴とストックを調べると、すでに2本飲んでいるらしい(汗)。しっかりした色調で熟成香が出始めている。酸は強めでハイトーンなカベルネ。初期の若さが少し落ち着き、熟成を感じる初期の飲みごろ。熟成させたかいがあったと思うけれど、わずかにセメダイン香が出ているのが残念。味わい全体でみれば、他に優れている部分があるので、それほどネガティブな要素ではないのだけれどね。飲み頃/総合:いま~15年/★★★+(安定のメルシャン)2018 菊鹿シャルドネアンウデッド(熊本ワイン)熊本, 日本 - 白辛口2,900円、熊本ワイン通販、2020年9月購入ナイトハーベストや地域名付きのものは絶望的に入手困難な熊本ワインのシャルドネ。こちらはアンウッデッドらしいピュアさ。まさにニュートラルという言葉が似合うアイテム。飲み頃/総合:いま~5年/★★★