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古本屋で100円読書

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Dec 30, 2005
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 うつがひどいので、記憶にしたがって書いています。(=調べられるほど元気じゃない…アウトラインは間違っていないと思います)




 私は以前、週刊誌に一部掲載されていた、ドイツの教科書を読んだことがあります。。ドイツの教科書は、息を呑むほど面白いものでした。

 もちろん、それは読み物として面白いと言うだけで、内容は厳しく、第一次世界大戦後のドイツで起こったハイパーインフレについて書かれていました。

 第一次大戦後、

 敗戦国ドイツは法外な賠償金を戦勝国から課せられました。その金額は調べられませんでした。


 しかし、法外な金額であったことは間違いありません。


 なぜなら、その後、ドイツは人類史上最悪のハイパーインフレに見舞われたからです。


 なぜかと言うと、


 ドイツは、賠償金を支払うために国内製品の多くを輸出し、外貨を稼ぎました。その結果、国内には深刻な物不足が引き起こされ、需要に対する極端な供給不足から物価が高騰し始めたのです。


 それは想像を絶する物価高でした。


 仮に、去年のパンの価格を1マルクとします。それが1年後にはなんと1兆億マルクにまで上昇したと言うのですから、その間の値段の上昇は、まさに秒刻みです。


 その結果、人々は物があるときに即座に買うようになりました。1時間後には値段が何十倍にも跳ね上がっていたからです。


 当時、戦車や戦闘機などが開発されていたとはいえ、庶民のほとんどは薪ストーブで暮らしていました。彼らは、その薪をくべる代わりにマルクをくべました。マルクを使って薪を買うよりそのほうが安くて楽だったからでしょう。

 なぜなら、物価があまりにも高くなったので、買い物に行くのにリヤカー(タイヤのついた人力車=荷車)にマルクを乗せて買い物していたのですから。。。。


 文字通り、マルクは紙くずだったわけです。


 この窮乏生活の中で、私が知りうる限り”2つ”のものが生まれました。


 1つは、ハンバーグの誕生です。


 これは、良い肉はすべて輸出に回されたので、ドイツ国内にはくず肉しか残らず、それをいかにおいしく食べようかと考案された結果、生み出された料理だそうです。


 2つ目は、ヒトラーの台頭です。


「敗戦国に押し付けられたバカバカしい賠償金など知るか! もう、十分払ったわい!」とヒトラーが言ったので、”ハイパーインフレにもみくちゃにされ、生活に疲れはてたドイツ国民の熱狂的な支持を得た”と私は何かの本で読みました。


 なので、


 第2次世界大戦後はその反省もあって、敗戦国に多額の賠償金を課すのはやめたそうです。。。。(うろ覚えです…)



 現在、


 巷(ちまた)にあふれている経済情報は、小金持ちにしか通用しません。


 たとえば、今、日本は長かったデフレを終え、物価は上昇し始めています。それは政府の統計に出ていたと思うのですが、(0.5%かな?)これは、劇的な変化と言えます。そして、この物価の上昇は今後も必ず持続し加速するはずです。


 なぜなら、


 今、日本の国家は破壊的な赤字を抱えていますが、たとえ1100兆円と言う天文学的な赤字であっても、物価が値上がりしてくれれば、相対的に通貨の価値が下がるので、借金の負担が軽くなるのです。


 たとえば、1個100円のラーメンが1000円になってくれたら円の価値は1/10に減ったわけです。なので、借金も相対的に1/10減って実質110兆円になっているわけです。


 どうでしょう?


 1100兆円は返せなくても、110兆円なら返せるかもしれませんよね?


 これは国にとって大変都合の良いことなので、国は、どしどしインフレを名目上はともかく、実質上は推進することになるでしょう。


 それどころか、待ち望んでいるらしいです。。。。


 正直、国民の負担で一番軽いのは増税、その次がハイパーインフレで最も負担が重いのは国家破産だそうです。


 ところが、いまや国民は重税を避けようとオフショアバンクに資産を逃がし、海外のファンドを外貨で買い付けています。



 ううむ。。。。



 国民には税金を納める納税義務がありますが、明らかに、江戸時代以前の重税はボッタクリで、人々を苦しめこそすれ、幸せにはしませんでした。


 それが、現代日本において、基本的人権を与えられた私たちに”ボッタクリだ! と主張する権利があるかどうか”私には分かりません。


 とはいえ、


 国家間の力の不均衡で、アメリカに膨大なお金を吸い上げられ、貢がされる構図は、政治家の責任で私たちの責任ではない気がします。「日本壊死」によると、すでに日本のお金が400兆円消えたと言います。また、アメリカの国家赤字は調べてもわからないようにできていて、日本よりも先に破産するかもしれないとも書かれていました。

 
 現在、


 日本のお金も金塊もアメリカに握られたまま返してもらえない状況では、アメリカが破産して混乱したら、せめて今アメリカにある日本のお金400兆円の半分は引き出せるのではないかと副島氏(「日本壊死」の共同著者)は希望を持っているそうです。




 と言うわけで、


 私たちは国を支えつつ、不当な重圧には反対すると言う非常に難しい舵取りをしなければなりません。


 しかし、


 小金持ちに有効な方法は私たち庶民には必ずしも有効ではありません。


 それについては、生活を守る方法(庶民編)について書いていきたいと思います。


 もちろん、私の言葉を取り入れるかどうかは個人の自由です。その結果は、自己責任でお願いいたします。 





☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆





さて、

 小金持ちサイトをのぞくと、


 節約!! 


 の文字が目につきます。普段の生活はドケチに徹して、約3万ドルの資金を早く貯めて海外の優良ファンドを購入すべし、と言うわけです。


 そして、そのお金の受け取り先には海外のオフショアバンクを指定すべし。とあります。



 しかも、そのお金は


 6年以上動かさない予定のお金でなくてはならず、(中途解約しては損金が出る可能性あり)しかも、利益の受け取りのために、オフショアバンク口座開設の費用が待ち受けています。この二つがセットでなければ海外ファンドは効力を発揮しない。つまり、日本の税金でごっそり持っていかれるよ、と言うわけです。


 ちなみに、ネットでオフショアバンク口座開設のサービスをしてくれる会社もありますが、良心的な会社か詐欺なのか、見当がつきません。それを試すには費用はあまりにも高額です。


 しかも、オフショアバンクには最低貯蓄額と言うのがあって、それに達しないと口座維持費と称して手数料を取られます。その金額もけして安くはありません。また、その最低貯蓄額と言うのは、700万円相当だったりします。


 さて、この時点で、賢明な方々はお気づきになったでしょう。


 最低でも1000万円以上の動かさないお金がなければ、この方法は取れないではないか、と。


 そうです。


 その間に、子供が大学に進学しようが、家族が病気をしようが、はたまた、家を買ったり、ご主人が失職しようとも1000万円以上確保できる家でないとこの方法は取れないわけです。


 また、たかが300万円相当の運用で出る利益は、仮に20%としても年間60万円。(6年間の運用利回りが平均が20%だと思いました…)月にすれば5万円で暮らさなければいけないと言うわけです。


 もちろん、これにはからくりがあります。


 もし、そのとき、国が破産していて円が暴落していたら、実質の取り分は相当な金額になるはずですから。それを当て込んで、国家破産は起きなければそれに越したことはないといいながら、それを期待しているとしか思えない人もいるわけです。



 国家破産が起きると言う予想中、最も早いものは、2008年です。それから、財政法違反を犯しても自転車操業を続け、2013年までは国家として予算が組める、と言う人もいます。

 また、

 小泉政権が本気で破産回避策を取り始めているので、回避の可能性もあると言う人もいます。


 なので、


 神でもない私たちが、専門家でさえ意見の分かれる破産のあるなし、また、その時期を特定することなど、できるわけがありません。



 が、これだけは言えます。


 平均モデル年収500万、夫婦子供二人の家庭を想定しても、今から8年やそこらで、1000万円以上の長期に投資できるお金を貯めることは不可能だ、と。


 実際、その家族が年収、1000万円以上であっても難しいことでしょう。


 たとえ、年収が1500万くらいでも、実質、使えるお金は年に1000万くらい。その中から、子供の教育費、被服費、医療費、各種支払いをすると、そんなにお金は残りません。


 また、1000万円の長期に寝かせられるお金を確保したとしても、円の相場が安ければ、海外ファンド、またはオフショアバンクの口座最低維持額の金額が跳ね上がっている可能性もあります。つまり、1000万円ためたけど、ドル、もしくはユーロ仁換算したら、相手の最低設定金額に足りない…と言うわけです。


 
 なので、せっかくの節約も為替相場のせいで死んでしまうことになります。


 こう考えると、金利で食べていくことなど、よほどの経済通で”先手先手で行動できた一握りの才覚ある人”だけの話だとあきらめるべきです。



 こうなったら、庶民としては、発想の転換をした方が良いのではないでしょうか?



 まず、問題を整理してみましょう。


 国家の財政難を受けて、国家が破産をするかしないかはともかくとして、これから、起こるのはハイパーインフレ、もしくは長期金利の上昇だと思われます。

 それ以外に、国が借金から逃れる方法はないからです。実際に、インフレを狙ってか狙わないでか、日銀は通貨供給量を増やしています。長期金利の上昇については、その仕組みを説明するだけの力がありません。なので、他の経済サイトを訪ねるか、それについての経済本を読んでくださいね。


 さて、


 インフレはご存知のとおり、物の値段が上がることを言います。


 なので、いくら節約しても、お金の価値が下がる状態です。1万円でワンピースを買うのをやめて節約するとします。が、来年、ワンピースの値段が2万円になっていたらどうでしょう?


 はたして、節約は効果を発揮したと言えるでしょうか? 

 かえってお金は目減りしたのではないでしょうか?



 ここに、庶民の知恵があります。



 私たちは、今、ワンピースを買っておくのです。(必要であればの話です)そうすると、来年もワンピースはワンピースのまま、生地が半分に減ることもなく私たちの寒さをしのいでくれますよね?


 そうです! ぜいたく品は購入をあきらめ(やはり現金は必要です)日用品、必需品、食料は多めに買っておくのです。


 私は、今年、多くの服を新調しました。

 それは、ハイパーインフレ下ではどんなに服が傷もうとも、新しい服を買うことなど不可能だと思ったからです。原油も値上がりするかもしれないし、家の中で着るコートも買いました。

 これで、いかに道南とはいえ、10月下旬と言えばそれなりに冷えるのですが、コートのおかげで暖房を節約できているわけです。


 コートは一度買えば毎月買う必要がありませんが、灯油だけは毎月必ず消費します。その消費の部分をコートは少なく押さえてくれているのです。


 このように、消えてなくなるものは一生懸命節約するべきだと信じます。だけど、灯油が買えないほど値上がりしたときに、寒さをしのがせてくれるものは予備的に買っておくべきだと信じます。


 





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最終更新日  Dec 31, 2005 01:28:09 PM
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