テーマ:いけばな ★彡 (3118)
カテゴリ:お花
私はいけばな歴はそれなりの長さになっていますが、花展に出瓶した回数が少なく、経験が乏しいです。
でも、自分が住んでいる県ではない、隣の県の支部に所属している関係もあって、花展への出瓶が難しいのが現状です。 出瓶する場所と住んでいる場所が離れていると、花展開催期間中に水の管理など通うのが難しいのが困るところですかね。 乾燥素材や、造形作品を使うほどの腕もないですし。。。 それで数年前から考えていたのが地元の華道展に出瓶することでした。 それをにらんで、なんどか見にいっていましたが、ここ数年で出瓶者が大幅に減ったようで、すこし寂しい華道展になっているのを昨年見て、出してみよう!と心に決めていました。 幸い、日程が他の行事とかぶることもなく、会員ではなく一般でも参加可能だったことから申し込みをしていました。 参加人数が少ない分、テーブル1つを自由に使っていいのです。 こんな広い(しかも細長い)空間があるなんて、なかなかないので、こういう時にしかいけられないものをいけてみたい、と考えてこういう構成にしました。 左側 右側 野茨・風船唐綿・シャガ・木苺・カーネーション・クラスペディア・雁足 カーネーションのみ花屋さんで購入しましたが、他は育てたものだったり採集してきたものです^^ 概ね、イメージしたものはいけることができて、それなりに自己満足はしています。 木苺は育てたものですが、赤く紅葉した葉が1日しか持たなくて、なんどもいけ替えることになり、最終日は赤い葉がなくて全体が緑色の葉になってしまいました。 また、木苺の使い方が下手で納得がいかず、自分の力不足も感じました。 写真をみた複数の方から「かわいい」と言っていただけて、ちょっとビックリ。 私自身はカワイイという感情がなくいけていたのですが。 中央のが「鳥の巣に卵が入っているみたい」と言われ、私は意図したわけでもなく、なんとなくこうしただけだったので、イメージを持って見ていただけたことも嬉しかった 友達の一人が「お父さんとお母さんの間に子どもが手をつないでるみたいで優しい気持ちになる」と言ってくれて、これまた嬉しかったです。 今年の華道展は全部で36作品、そのうち10人が小学生と園児の作品でした。 なので主催者の方から「出品してくれてありがとう」と言われましたし、同じ小原流の方(支部が違うので顔をあわせるのは初めて)とお話することができて、「若い人が来てくれてよかった」と。 いけばな人口が減っているのはどこの流派も同じなのが現状。 田舎であればあるほど、存続が難しくなってくる時代が見えているのは寂しいことです。 少しでも文化が繁栄することは、地域のためにもなることではないかと、今回の出瓶で感じたことでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 24, 2023 08:00:09 AM
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