|
カテゴリ:レコード音楽・映画
ブルー・ムーン(Blue Moon) ビリー・エクスタイン(Billy Eckstine) ロレンツ・ハート(詞)とリチャード・ロジャースのコンビ^で1934年に出版された名曲「ブルー・ムーン(Blue Moon)」は、1948年に^ビリー・エクスタイン^のレコードが大ヒット、ミリオンセラーとなりました!! 最初は「プレーヤー」という題で、ジーン・ハーロウ主演の映画「1933年ハリウッド・レビュー」に使われるはずでしたが映画はできませんでした・・・次は「ザ・バット・イン・エヴリー・マン」となって、映画「マンハッタン・メロドラマ」の中で、シャーリー・ロスによって歌われました!! 月(ムーン)に関する音楽は沢山あります(ムーンライト・セレナーデ、とか^ルナ・ロッサ、など!! ビリー・エクスタイン:クール・ジャズの愛好家たちは、伝説的なジャズ・ヴォーカリストのビリー・エクスタインを、ディジーやバード、その他すべての偉大なジャズ・ミュージシャンたちと共にバップを創り上げた、最先端のビッグ・バンドを率いていた人物として覚えていることが多いといいますが、エクスタインの本質はそれだけにとどまるものではなく、彼は初のアフロ・アメリカン系男性アイドルで、40年代後半のアメリカにおけるもっとも人気の高いシンガーのひとりで、個性的で美しい声の持ち主です・・・中流階級出身のエクスタイン・は40年代前半にルイ・アームストロングやジミー・ラッシングが歌っていたようなブルースやワーク・ソングが嫌いだったようで、豊かで深みのあるバリトンは彼のスタイリッシュなセンス同様に洗練されています~~~50年代に入ってからも、カウント・ベイシーやクインシー・ジョーンズなどと一緒に素晴らしいアルバムをレコーディングし続けました!! 歌では“ブルー・ムーン”を悲しみや孤独の象徴に例えています・・・エルビス・プレスリーの"Blue Moon"(1934),ビル・モンローの"Blue Moon of Kentucky"(1944),エディ・アーノルドが歌う"When My Blue Moon Turns to Gold Again"(1944)など・・・このような歌のうち半分は,幸せが訪れる歌のラストで月は金色に変わるということで、よく知られる“その月2回目の満月”という意味は,この後に現れました~~~「ブルー・ムーン」と呼ぶのは、月の満ち欠けの状況から、1980年1月以降“その月2回目の満月”を指して呼ぶのが一般的になりました!! 月の満ち欠けは、平均29.5日を周期として繰り返されます(一方、各月の長さは、2月を除けば30日、31日)・・・月の初めに満月になると、その月の終わりに再び満月が巡ってくるのは当然~~~「ブルー・ムーン」の頻度というと(1991年から2010年迄の20年間では、そのうちの8年で「ブルー・ムーン」が、このうち同じ年のうちに、1月と3月の2回があり、従って20年間の「ブルームーン」の回数は10回で、「ブルームーン」に月食が起こったのは1991年1月30日(半影月食でした)!! 「ブルー・ムーン」という言葉は^天文の正式な用語^ではありません(定義がはっきりしません)・・・辞書では、「ひと月に2回満月があるときの2回目の満月のこと」という記述は見つかりません~~~たいていは「大気のちりの影響で青く見える月」と説明されていま!! また、月が青く見えるのはあまり頻繁には起こらないことから・・・、「ブルー・ムーン」は^めったに起こらないような珍しい出来事^の意味で、慣用句として使われることが多いようですが、この時なにか特別な現象が起こるわけではありません~~~「ブルー・ムーン」を観察しても、いつもの満月と特に違うところがあるわけではありません!! 月(ムーン)に関する音楽も沢山あります・・・ムーンライト・セレナーデ、ルナ・ロッサ、など!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.10.13 21:30:43
[レコード音楽・映画] カテゴリの最新記事
|