やっぱりキイロスズメバチがミツバチの巣箱に来ていました
キイロスズメバチがきていました巣箱にネットを被せてから見かけてなかったんですが、8月30日、やっぱりキイロスズメバチがきていました。巣箱を出入りするミツバチをねらっていました。補虫の網ですくい取って、御用です。ネットがあったからといって、来なくなるというものではありません。巣門に近づきにくくなっただけのこと、やっぱりやってきます。キイロスズメバチは杉玉のような丸い巣をつくるそうですが、どこに巣があるんでしょうか、見たことがありません。ミツバチをサッとすばやく捕えては、口にくわえて飛び去っていきます。草取りをしていた時にも見かけました。こちらはヤブカラシの花から蜜を集めていました。これなら、とやかく文句をいうことはないのですが。花蜜を集めてきたミツバチを待ち構えて、ミツバチごと食べちゃうという荒手も常習にしてます。キイロスズメバチは、花蜜も集めるけどミツバチも食べちゃうと王者です。この上にオオスズメバチがいます。形がもっと大きく、キイロスズメバチも避けるくらいで、悠々と飛んできます。今のところ、当方のところで一度見かけただけで、それ以上のことはなしです。真鶴半島の中ほどで養蜂している方の所では、もっと、もっとたくさんキイロスズメバチが来ていますが、オオスズメバチもきています。スズメバチがいなくなった巣門では、ミツバチたちが何やら相談し合っていました。ネットが被せてあると、その中は安全とみえて、ミツバチが出てきていました。お腹の黒いミツバチは、雄のミツバチです。雄を門の前で見かけるのはあまりなかったんですが。給餌器の方は、確かに減ってはいましたが、あまりたいして減っていませんでした。巣箱の底には、巣の再生で出たゴミが落ちていました。ミツバチ自身も掃除をしていて、掃除係がいるようです。ミツバチたちがいた巣門の外側にもゴミが運び出されていました。前回、近所の方が「ツバメが飛び回っている」と教えてくれました。確かに、ミツバチをねらってツバメが巣箱の上を、何匹もが、サッ、サッと行ったり来たり、飛び交っていました。セミの声はというと、だいぶスローになってきていました。夏も終わりになるこの時期ですが、動物たちの生存競争は、だいぶ厳しくなってきました。これからますます激しくなっていくでしょう。ミツバチたちも、うかうかしていると食べられちゃう危険な状況がありますから、きっと巣門のミツバチたちは、それらへの対応を相談し合っているのでしょう。