ついにこの秋、最初のみかんの旗がたつ-多摩の団地朝市です
みかんの旗がたった朝市10月28日(土)、団地朝市に、みかんの旗がたちました。ついに、みかんシーズンの到来です。東京・多摩市の永山団地ですが、毎月二回、定例の野菜市が開かれます。当方は、その一角にみかん市をひらくようにしています。今回は、今シーズンでは最初のみかん旗がたてられました。これは、販売するのが目的ではなくて、普通では、商品流通にのることのできないみかんですが、みかんとしては見栄えはよくないんですが、美味しいみかんです。しかし今の商品社会の流通では、行き場がなくて捨てられちゃうみかんなんです。当方の役割は、そのみかんを都会の消費者に、味わってもらうことなんです。持て余されてるみかんを、美味しいみかんを、消費してもらうことなんです。営利目的ではなくて、無駄にされるのをなくすということです。今回も、若い子が自転車をとめて、味見してくれました。「味はどう?」と聞いたところ、にこやかに『酸っぱいけど、美味しい‼。ありがとうございました』との感想を残してくれました。苦労が報われて、もろもろの疲れを癒してくれるひと時でした。この通信は、栽培した農家の方たちも見ることができますから、もしかして見てくれているかもしれません。商品流通にのれないみかんでも、味試しをしていただいて、それが美味しければ、都会の人たちに、楽しんでもらえるということです。