やった、ついにフツウウンシュウの収穫を終了する
1月3日は箱根駅伝の往路がおこなわれます。
箱根・小田原方面は、国道一号線の沿道を中心に混雑が予想されます。
その混雑に引っかからないように午前6時に出発です。
眼目は、いよいよウンシュウミカンを完全に収穫しきることです。
途中の富士山は、雲に覆われて、すそ野の姿しか見えません。
（1月3日）
天気は晴れなんですが、北風が吹いているということです。
今日が、１０月２８日から続いてきた収穫も、いよいよ最終日です。
木にまだ残っているみかんをすべて取り去ります。
それがみかんの木にとっては、最高の休養にななります。
次回、今年の秋のよい結果を見るためには、基本的な条件になります。
1本1本の木をつぶしていきます。
午前10時45分、いよいよ最後の木になりました。
この木が終われば、作業は完了というところまで来ました。
（1月3日）
まだかなりのみかんが木に残っていますが・・・。
残っている果実は、日陰部分だったりで色づきが薄く、
人前に出せるのは、収穫した内の１割くらいでしょうか。
一般にフツウウンシュウの場合、収穫してから少し置いておくと、色も味もよくなります。
そこが早生と違うところですが、一週間くらい置いておいた方が美味しくなります。
しかし、今回残っているのは、未熟なままに留まって、よくならないものが多々あります。
全体的には、この時点は後片付けの性格です。
午前１１時半、ついにフツウウンシュウの木のすべてから、果実をとりました。
（１月３日）
本来の常緑樹にもどって、どこか木がホッとしたように見えるのは思いすごしでしょうか。
これから５月の花の咲くまでは、みかんの木は休養にはいります。
１２時１５分、すべての作業を終了して、外側からミカン園を見てみました。
（１月３日）
ダイダイの実と、清見の実が見えますが、
フツウウンシュウミカンの方は消えています。
「ついに、やった」
これにて、２００９年度の収穫作業は完全に終了することが出来ました。
これで栽培者も、ひと休み出来るというものです。
今夜は、祝杯です。
