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みかんの木を育てる-四季の変化

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2011年04月29日
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カテゴリ:生き方

今後の進路を模索する定年退職者

日曜農夫は先日、3月31日に定年退職をむかえました。
介護用具を貸与する新たな事業も8年間が過ぎて、退職をむかえたわけです。
4月28日には、グループ企業合同で、退職の人たちの慰労会を開いていただきました。

わたしの予定では、短期間の継続雇用はあったとしても、
定年退職後は晴耕雨読、みかんの手入れなどして、余生を過ごす・・・、はずでした。

019
                               (4月27日)
日曜農夫は、その後を日曜仕事者といった風に主客かえるようにして、
今後の自分のあり方を探るつもりでした。

3月11日は、退職者対象の講習会を受けていました。
今年、定年退職する人を対象として、退職にともなう諸々の手続など、社会保険労務士の方から講習を受けていたのです。
ちょうど、その最中でした。午後2時46分のあの地震を体験しました。

会場は東京都心からさらに北の板橋区、住まいからだと35キロメートルくらいでしょうか。
鉄道は、東武線も地下鉄も、JRも京王線も全面ストップ。
典型的な帰宅困難者となって、一晩を板橋区役所で過ごすところとなりました。
区役所の1階カウンターにはテレビがおかれて、被災の様子が見れました。
ひと晩じゅう、刻々と伝えられる津波など被災地の様子をしりました。

3月11日の震災はショックだったんですね。
こうなってみると、たしかに人間は自然との関係が基礎にありますが、
四季折々自然は人に対して貴重な恵みを与えてくれますが。
それだけではありません、それだけで人の生活はなりたちません。

あらためて社会関係の中で生きていることが、震災体験がつきつけました。
自然を基礎にしてはいますが、同時に社会関係にもおかれている。
自分が、どのような社会関係にあるのか、問われるところとなりました。

007

自然のなかで、雑草も繁茂してくる時期です。
その中で、もちろん今後、みかんの手入れもしていきますよ。
しかし、それだけでものごとはすむのか。

社会関係の中で生きてもいたし、援助もえれました。
東武鉄道の大山駅の駅員さんは、電車がストップして電車の中に泊らざるをなくなった人たちに対して、全員を引率して板橋区役所に案内してくれました。
板橋区役所は帰宅困難者を受け入れてくれていました。そこには灯りと暖房、情報があり、職員の人たちが徹夜して防災用毛布とビスケットを配り、対応してくれていました。

また、日ごろは取り立てて存在感もなかった全日本民主医療機関連合会ですが、こうなってみると目を開かされます。
3月13日には、間髪をおかず宮城県の現地に支援センターを設置して、本格的に救援活動をはじめ出しました。
本部もすごいし、それに対して、それに呼応して全国の院所から、命を救う人と物資、すごい底力が発揮されだしました。

今回の出来事で、もう一つ認識を新たにしたことがあります。
それは共産党の吉井英勝議員の見識と活動。そのこれまでと現在です。
原発事故が続いています。
その危険は、そもそもの自民党政権時代からしっかり指摘され、警鐘され続けてきたんですね。それがずーっと、ずーっと無視され続けてきてたんですね。あらためて知りました。
その国会でのやりとりです。

http://www.jcp.or.jp/movie/11mov/20110426/index8.html

今回の震災で、国会の議論の様子が、簡単にパソコンで見れる事も知りました。
これまでも新聞では追跡しているつもりでしたが、結果的にあくまで情報量が限られていることを知りました。
この26日の衆議院予算委員会のやりとり、迫真のやりとりですが、これを新聞からは読み取れませんでした。
ここで、原発事故の責任が問われています。
たんに予期せぬ自然災害でなく、人災の本質をもつこと。
被災者の補償についても、やりとりを見ると、ここでも重ねて責任逃れの対応が見え隠れしていること。
多くの被災者の人たちが、今もって現実に大変な困難になげだされています。
一刻でも早く支援と救済の手が届くことが求められています。
しかしそれは十分にできていない。今もって苦難な避難所生活を強いられています。
急ピッチに支援が届くためには、しかもじん速かつ的確に届くためには、もっと厳しく国民の目が監視していくことも欠かせないことを、このやりとりはしめしています。

3月11日を期して、自然を相手としていただけでは、人の生活はすまないことを、
あらためて、普段はほとんど意識してないけれど、自分がどんな社会関係をとおして、自然とのやりとりが可能になっているかを、そこでの課題や問題がどこにあるかを、探りつつ生きていく必要があると、感じさせられています。






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Last updated  2011年04月29日 07時52分52秒
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