旧友と舌つづみ、相模湾の幸
7月11日、真鶴の当方のみかん園に、高校時代の旧友がやってきました。
みかん園を見聞した後は、真鶴の土地柄です、
所を移して、相模湾の地魚を賞味しました。
今回は、1.イカ、2.イサキ、3.ホウボウ、4.トビウオ、5.アジ、でした。
食事どころは、「まるなか」です。
http://www.ryokan-marunaka.co.jp/
ところがいつもとは、勝手が違っていました。
ゲストは、同じ西湘地域の人でしたから、
「まるなか」は、周知のところだったんですね。
同じ様に、遠方の人を接待していた場所でもあったんです。
それもまたよし、当然の結論です。
今回のゲストは、高校時代の旧友のAさんでしたが。
この間、当方の定年を前後して、
高校時代の旧友の2人との再会がありました。
高校時代の友ですから、ともに小田原近辺に住んでいるのですが。
その二人ですが、今回、実感として分かったのですが、
60歳前後の、退職の時期に、それぞれ故郷に帰って、
いずれも、みかん園を引き継いでいたんですね。
旧友は、ともにみかんづくりの仲間だったんです。
高校時代は、それぞれ未来のみを志向していましたから、
それぞれの家業が何かなどは、まったく視野の外だったんですが。
そして、この間の40年間の社会活動は、それぞれまってく別々の世界でしたが、
今回、こうして再会して、その足元を見渡したら、
摩訶不思議、三人には一つの共通項がありました。
それが、みかん栽培でした。
その栽培の規模や、その栽培方式は、それぞれ違っていますが、
再会した二人は、当方に比べれば30倍以上のみかんの木を栽培しているのですが。
同じ様な苦労に、規模こそ違え、担わされていることが分かりました。
まったくの偶然です、面白い偶然です。
とにかく、当方のささやかな20本のみかんの木の栽培もふくめて、
この3人は、小田原方面の西湘地域で、
同じみかん栽培に、定年後のこれからの余生を、
どこまで荷を運べるかは、わかりませんが、
同じ様な荷を背負わされている点で共通者でした。
これは面白いことです。
新たな次元で、三者の切磋琢磨の交流の始まりです。
「友あり、遠方より来たる」、といった再会を実感しているところです。