11月13日、みかんの第4回収穫の反省から
11月13日(水)、この日の朝は雲もなく秋晴れで、富士山もよく見えました。
休日農夫は、早起きして早生みかんの収穫に行ってきました。
![写真: 015](https://plaza.jp.rakuten-static.com/api/Proxy.php?a=http%3A%2F%2Fkura3.photozou.jp%2Fpub%2F529%2F236529%2Fphoto%2F191881840_624.v1384430697.jpg&b=5ca2178e1cf296ba4b5373cdd35fff5b)
11月は早生みかんを収穫し、12月にはいってフツウウンシュウミカンの収穫を予定していますが。
11月13日のは、この木に目が引きつけられました。
この木は12月から収獲を予定しているフツウウンシュウミカンです。
ことしは、全体的に気候がままならず、秋晴れが続かないし、冬へ移行も急速です。
そうした変異性の中、こうしてフツウウンシュウミカンのなかにも、やけに色づきが早いものがありました。
念のためその糖度を測ってみたところ、
![写真: 014](https://plaza.jp.rakuten-static.com/api/Proxy.php?a=http%3A%2F%2Fkura2.photozou.jp%2Fpub%2F529%2F236529%2Fphoto%2F191881856_624.v1384430713.jpg&b=c126f3ad0c8817bb40f3b7eb11f22a12)
なんと、糖度が12.1をしめしていました。
これなら、十分に収穫水準に達しています。
ただし、これはあくまで成熟の進んだフツウウンシュウミカンの個体です。
木についている果実の平均的姿ではありません。
これは歓迎すべき成熟の進展の早さですが、過度の錯覚は厳禁です。
他方、早生みかんの方では。
一度目の収穫は、これまででひとあたり収穫を終えるところですが。
こちらでは、今回別の問題がありました。
ひとあたり収穫した木は、次の第二循環の収穫をするまでに、
果実を熟させるために、間を10日間くらい、間隔を置くべきだったんですね。
ところが、久しぶりの秋晴れの太陽光線の下です、
早生みかんの木が成熟したように見えたので、
なか4日の間隔を置いただけで、第二循環の収穫に入ってしまったんですね。
快晴の時の太陽の光で見ると、実際以上にみかんは赤っぽく輝いて見えます。
「これは良い」と収穫して、家に持ち帰って箱詰めするんですが、
その時になって、果実が少し黄緑色がかっていることに気がつきます。
「何でこんな今一のみかんを収穫してしまったのか」
「どうして厳密に見るようにして、もう少し待てなかったのか」
あとになって、ガックリと反省させられることになるわけです。
この11月13日は、全部で3コンテナを収穫しました。
![写真: 019](https://plaza.jp.rakuten-static.com/api/Proxy.php?a=http%3A%2F%2Fkura3.photozou.jp%2Fpub%2F529%2F236529%2Fphoto%2F191881875_624.v1384430726.jpg&b=1e18911058dece4b74845e90697959e1)
みかんの果実は、太陽光線にあたると赤っぽく成熟しているように見えるんですね。
実際よりも成熟しているように見えてしまいます。
太陽光線の力で、ついついだまされちゃうんですね。
せっかくここまで生育してきたのですから、美味しいみかんを提供したいものです。
収穫の成熟判断を慎重にして、早やもぎをせず、完熟ミカンを収穫すること。
この点が、早生みかんについては、いま決定的に大事なポイントになっています。