湘南ゴールドの収穫
3月22日(水)、真鶴のみかん園で湘南ゴールドの収穫をしてきました。
午前9時から12時まで、1本の湘南ゴールドの木からでしたが。
収穫は嬉しくもあるんですが、しかしヘトヘトにされちゃいました。
この木は2012年5月12日に苗木を植えたんです。
そこには、それ以前に温州みかんの成木があったんですが、
カミキリムシの加害により枯らされちゃったんですね。
その時のブログが残ってました。
柑橘の新品種-『湘南ゴールド』を、2本植えました | みかんの木を育てる-四季の変化 - 楽天ブログ (rakuten.co.jp)
みかんの木一本が枯らされるということは、
新たに苗木を植えてから、しっかりとした収穫が出来るまでには10年もの歳月がかかる。
それだけの時間がかかるということ、それを実証した経験でした。
もちろんこれは、うまくいった場合についてのことで、
私などの技術からしたら、なかなかこの様にはいかない、これはさいわいな結果なんですが。
人間社会の10年というのは長いでしょう。
その間には人生いろいろな出来事があったんですが。
その間、毎年、毎年、草刈りに通っていたわけで、
ドタバタと八王子-真鶴間を往復していたわけで、過ぎれば短いようでもあります。
大切な宝の木が、誰も知らないでしょうが、一本誕生したということです。
自然は恵み深い。
人の努力にたいして、一つの花をプレゼントしてくれたということです。
社会の方もそうだと思っているんですが、これは自然のように素直にはいきませんが、
しかし、その力が必ずはたらくはずだとおもいます。
悠久の方向に、反動に抗して民主主義な方向にはたらきかけるということです。