今年の梅仕事は一段落です
今年の梅は豊作でした。
2月に花が少なかったことからして、
この6月の実の収穫は少ないのではと予想していたのですが。
ところが、実際の収穫は豊作でした。
大よそですが、6月3日、初収穫で5キロ。
6月6日に20キロ。6月10日に20キロ。6月13日に10キロ。
従って今年の梅は、合計で、55キロの収穫でした。
過去の梅の収穫の記録を調べてみたら、
去年、2014年6月は、22キロの収穫。
一昨年、2013年は、55キロの収穫でした。
どうやら、隔年結果というのは、みかんだけでなく、梅にもあるようです。
昨日、6月14日、梅酒と梅干しの仕込みを済ませました。
今年の梅仕事が、なんとか一段落したということです。
これまでは、収穫した梅は、極力すべて、自家消費するようにしてきたのですが、
これが、今回のものですが。
梅酒を11瓶、梅干を3カメ、すでに限度を超えています。
「いったい、こんなに仕込んで、どう始末するんだ」と、
内心の声が聞こえなくもありません。
とにかく、無駄に放ったらかしにしないように、なるべく生かすようにとのことで、
極力、自家消費をすることで、収穫した梅を消費してきましたが。
しかし、これからは、少し方針を変更することにします。
来年からは、隔年結果の増減を考慮したうえでのことですが、
これまでは、基本的に自家消費してきていましたが、それはもはや限界です。
最小限の自家消費量を確保しつつ、それを越える分については、
梅仕事を楽しんでいる他の人たちに提供していくようにすることです。
今回、すでにその端緒の形がつくられ出していましたが。
梅仕事を楽しむ人を増やすということです。
さて、もう一つ、今回新たな試みを始めています。
これは、去年の梅酒と梅干しです。
きれいに出来上がっているでしょう。
これまでは、梅酒の瓶は5月までにすべて空にしてきました。
新たな年の6月の梅の収穫が待ってましたから。
新年度の梅酒のつけ込みが待っていたからです。
べつに無理して単年度のうちにすべて消費しきらなくても、
少しなら2年物としてとっておいても問題はありません。
しかし自家消費するとなると、容器が足りなくなる場合があって、空にしてきた。
これからは、むしろ、1年物、2年物の、それぞれの味を比べてみる、ということです。
小田原の梅干店の人は、以前に、
『梅干しは3年ものが美味しい』とアドバイスしてくれました。
当方には、その年によって、出来・不出来のアンバランスの問題もありますが、
年代物を重ねてみることで、味がどう違ってくるか。
これを確かめるのも、梅仕事の大事な点だとおもっています。