秩父路のバスの旅
2月26日は、職場の社員旅行で、秩父路を旅してきました。
当方は、この3月31日で完全退職ですから、最後の旅行です。
日ごろの生活からしたら、秩父行きなどは、ありえないことですが。
天気は最高で、関越自動車道からは富士山が良く見えました。
富士山が見えるということは、天気の心配はなし。
いつもとは違った場所からですが、ここ関東平野からの富士山もまた素晴らしい。
途中、鶴ヶ島インターでおりて、醤油工場を見学しました。
鶴ヶ島に醤油工場があるなんて、知らなかったんですが。
会社の周りには梅の香りが漂ってました。
川越が近くにありますから、
ここの醤油も古くからの歴史があるのかもしれません。
ついで、秩父路です。
秩父のシンボル・武甲山が、窓から鮮明にみえました。
セメントを取るために、山が削られて低くなってきているとのこと。
削った痕でしょうか、やまには横縞の模様がついていました。
秩父は長瀞の渓谷も見どころですが、
今回は、やはり川沿いにある大滝の氷柱をみてきました。
今年は暖かいのか、今、氷のつららは、3割方しか残っていないとのこと。
これは自然のつららだそうです。
地下水が岩盤の間から流れ落ちて出来たものでしょうか。
さて、最後は、秩父のお酒「秩父錦」の工場を見学してきました。
もともと大宮郷にあったそうで、江戸時代中期に創業したそうです。
もちろん、試飲してきました。
といったことで、「秩父錦」のさまざまな銘酒を試飲してきました。
新聞紙にくるまれたお酒が、今の時期限定のおすすめとのこと。
普通のお酒よりアルコール度が高く、20度くらいはあるそうです。
「今の時期しか」「ここでしか」「試飲して比べてみてほしい」とか、
こうした殺し文句が、酒本責任者から聞かされたら、
1,300円の投資でしたが、やっぱり、のどから手が出てきてしまいました。
うち職場の主要部門は、病院からの検体を検査する職場です。
また当方の職場は、その会社が新たに介護用具のレンタル事業を起こした会社ですから、
いずれも、職場の全員が一度に休むわけにはいきません、一時の中断も出来ない職種です。
従って、輪番をくんでの社員旅行です。今回の一行は、7番目の組で14名でした。
いつものせかせか、緊張する業務を忘れて、のんびりとした秩父路でした。
日ごろはこうした交流はなかなかできないんですが、
当方は、完全退職の一カ月前ですから、「もったいないことをした」と反省です。
たいへん楽しい交流だったんですが、
もっとはやくにこうした交流をすれば、もっと楽しかっただろうに。
まぁ、後の祭りです。日頃の行いのおそまつさを感じさせられました。