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みかんの木を育てる-四季の変化

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はなたちばな3385

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2018年09月07日
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カテゴリ:チョットひと旅

​山の暮らしと信仰-小菅山 飯山の旅4(最終回)​

当方は9月4日から6日に、法政の同窓会で長野県飯山に行ってきました。
その飯山の旅を、1.収穫目前の稲田、2.説教と銀杏、3.野沢菜と源泉・麻釜と見てきましたが、
今回は最終回です。最終日の6日(木)には、霊場・小菅山を訪ねました。

(この日の早朝、5時ころに、北海道で大きな地震が発生したことを知ったのですが)

この旅は、学生時代の同期生が、持ち回りで、その土地と歴史を紹介してくれてきました。
すでに多くは職場を退職していますから、そして案内は一まわりはしているんですが。

今回は、飯山の富倉に住む人の案内で、長野県飯山でのディスカバー・ジャパンをしてきました。

最終日は、小菅山です。
ここは7世紀の前半に、役小角(えんのおづぬ 役行者)によって開かれたと山岳信仰の霊場で、
戸隠、飯綱とならんで北信濃の三大修験道の霊場とされているそうです。他方、中世には小菅山元隆寺として37の僧坊や10の末院などが立ち並んでいたそうです。(散策ガイドパンフレットより)
日本の歴史は、明治の廃仏毀釈(きしゃく)までは、ず~っと神仏混淆(こんこう)だったんですね。

これは、小菅神社の里宮本殿を参拝している時のものです。
(今回は、一日の写真枚数の制限で、2枚しか紹介できないのですが)



里宮から続く参道ですが、
次の三の鳥居から1時間ほど歩いてのぼると、小菅神社の奥社本殿があるんだそうです。
地元の方が紹介してくれました。「あのこんもりした頂の中ほどにある」と。
「落ちている小枝を杖がわりにしたらいい」ともアドバイスしてくれたんですが、
私たちには、その体力も時間もなかったので、
参道の脇にあったお茶屋さんで休憩してきました。



縦の写真が横になっていて、チョット見にくいんですが、
このうっそうとした木々の間を登っていくんですね。
山岳信仰、霊山に登って心身を清めたくなる気持ちが、少しですが分かるような気がしてきました。

このすぐ脇にあったお茶屋さんですが、その娘さんがアドバイスしてくれました。
『オオスズメバチが出るのでこの先は危険ですよ。
さっき刺されて、救急車で運ばれていった人もいますから』と。
「まぁ、私たちは、これ以上は登れませんから、大丈夫です」と休憩です。

途中では、藁ぶき屋根をふき替えている人もいました。
「私は屋根ふきは素人なんだけれど」と、長い脚立を立てて登っていきました。

また、腰の曲がったおばあさんでしたが、大きなトタン板を丸めて運んでいました。
「昨日の風でとばされてきたもんで、もとのところへ戻そうと思ってね」と。

地元の小学校六年生の3人と先生の二組が、屋外授業でやってきました。
いろいろ話をする中で、小学校の校歌の1番を歌ってくれました。
ここの小学校の六年生は、全員で8人だそうです。
ここで、その内の6人と会っちゃったんですね。

「小菅の里散策ガイド」というチラシをもらったんですが、
その中の「生活と生業」のところですが、
『オテンマ』という言葉が出てきます。

「集落内の石垣や水路、里山の管理や伝統的な祭りは、住民の自治組織やオテンマによって維持されています。オテンマは住民同士を結び付け、小菅の景観の維持や祭りなど伝統行事の継承の原動力になっています」と。

私などは、神奈川県西部の真鶴町岩の生まれですが、この『オテンマ』という言葉は、遠い昔に聞きおぼえがあります。その地を出てから忘れていた言葉だし、その意味も定かではないんですが、聞き覚えがあるんですね。300キロ以上も離れたこの飯山の小菅の里で、懐かしの言葉を見聞きするなんて、不思議ですね。

今度、真鶴に行く機会があったら、『オテンマ』という言葉が今でも使われているか、どんな内容なのか、確かめてみたいと思っています。

さて、今回の長野県飯山の旅、その報告でしたが、
昨日から北海道は大変な事態です。二日目の暗闇になっています。
しかし、これはこれで紹介する必要があると思ってたんですね。
おかげで、写真の一日枠の限界までしかって、5回のレポートに集中しました。
これで、今回の旅ですが、一段落とします。






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Last updated  2018年09月07日 19時52分50秒
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