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みかんの木を育てる-四季の変化

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2019年07月27日
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カテゴリ:みかん栽培

​これはナガタマムシじゃないでしょうか​

小田原・石垣山のみかん園で、カミキリムシ対策で防虫剤を基幹塗布していたところ、
みかんの木の樹皮が浮き上がって樹皮が枯れていました。
どうもカミキリムシの加害だけではなさそうなんです。

枯れた樹皮を取り除いていたら、小さな虫が出てきました。



この虫が、木の本体と樹皮の間に入り込んで、樹皮を枯らしているわけです。
病害虫書の解説をいろいろ読んでみると、
どうもこれはナガタマムシのようです。確かめることはできていませんが。


枝が枯らされていたんで、枯れた部分を折ってみたら、
枝の芯に坑道が掘られていました。
これはカミキリムシの仕業ですね。枝の先の方にも加害する場合があるようです。
やはり、この場合も樹皮が枯れて、ひび割れし浮き上がってくるんですが。



しかし、基幹部分で樹皮が枯れている場合ですが、
これはどうもカミキリムシの仕業だけではなさそうです。
だいいち、基幹にあけられた穴ですが、
カミキリムシの羽化穴よりも、もっっと小さく2ミリくらいの穴です。
木くずを出して坑道を掘っていくカミキリムシとは違って、
主には木本体と樹皮との間に食い込んで加害していきます。



根の所にカミキリムシは住み着いて穴を掘っていき、そのためその上は枯れだしますが、
それとは別に、樹皮の下に住み着いて、樹皮を枯らしていく虫がいます。
この方は、木は樹皮を回復する力をもっていますから、
枯れた樹皮を削り取り、枯れだしの先端にいるこの虫を駆除すれば、木が復活する可能性があります。

私はナガタマムシじゃないかと思っているんですが。
長さ1センチくらいの幼虫ですが、これでも幼虫としては成虫のようです。
羽化穴の大きさから見ても小さな成虫のようですが、どの様な成虫かわかりません。



これ二つ、カミキリムシとナガタマムシを放置しておくと、
みかん園の木々は、30-40年の苦労して育てた木が、無残に枯らされてしまいます。



こうした事態をきたさせないように、
今みかん園では、絶対にゆずれない戦いが、存亡をかけた戦いが展開されています。






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Last updated  2019年07月27日 07時41分22秒
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