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みかんの木を育てる-四季の変化

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2022年06月05日
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​志位和夫著『科学的社会主義Q&A』をよむ​

゛科学的社会主義への新しい入門書の誕生゛だと思います。(長久理嗣)
私などもそう思います。まぁ、「入門書」であり案内書かと思いますが。




志位和夫著『科学的社会主義Q&A』(民青同盟 2022年6月1日刊行 400円)。
これは、民青同盟の若者たちから寄せられた質問に、志位氏が答えたものをまとめたものです。

別の機会には、記者会見で、中身を記者の人たちを対象にして、その中身を紹介しているんです。

現代に生きる魅力大いに広げたい 2022.5.26 - YouTube


不思議ですね、政党の党首というのは、どこの政党でもそうでしょうが、大変忙しいでしょう。
岸田首相も忙しいでしょうが、志位委員長もそうだと思うんです。
そうした中で、いったい、いつ、どのようにして、学習時間をとってるんですかね。

たんなる忙しさじゃダメなんです。
中身が科学ですから、しっかりと学習しなければ、話の内容が空虚なカラ文句になっちゃうでしょう。
しかし、このインタビューは、長久氏が紹介しているように、しっかりとした中身なんです。

私などは、この間、ヘーゲルを学習しているんですが。
その点からして、面白く読ませてもらいました。

ここには、ヘーゲルは二か所に出てきます。
1、第三問目の弁証法ってなんですか?
2、当日の質問2、弁証法を学習していくテキストは? 
ですが。
とくに当日の質問への答えが面白かった。

私はこの本が出る前に、ユーチューブで講演・質疑の動画を見たんですが。

ライブの質疑というのは、活字にされる時には整理されちゃう面があって、生の話は率直な息遣いまでもが伝わっていて面白いんです。しかしそれを全部活字に起こしたら、長大なものになっちゃうでしょうから、本にするには整理して、簡潔なものにまとめることが必要なんですね。
しかし、この両方が、大事だと思います。本の活字になると正確な整理がされているし、じかの講義の話しの方は率直なトーンが伝わってきて、胸に落ちるんです。それぞれが面白いですね。

これは、民青同盟の若い人たちを対象にしての話ですが、
科学的社会主義を学んでいく上で、誰しも社会人でも参考になるとおもいますよ。日ごろの身近な経験も生かされた話になってますから、分かりやすいと思うんです。学者の人なら、それなりに専門的にまとめ、深めることもできると思うんですが、しかしこれは忙しいだろう政党党首の人が、実践的に若者向けに分かりやすく配慮して語っている。これだけ中身のある語りと対話をしているというのは、なかなか奇特な努力のたまものだと思うんですよ。他の政党ではありえない特質だと思うんですよ。

だいたい、私などは、勝手な「弁証法」という、関心だけから聞くきらいがあるんですが、これはそうじゃないんです。若者から寄せられた、じつに多岐な10の質問にたいしても、やはりそれぞれにたいして生きいきと答えているんですから。


結局、基本的な学習というのは、誰にとっても大切だし、今の忙しい中でこそ大切になっている、

それなのに「今、忙しいんで…」などと敬遠する人もいますが、

まぁ、その時はそうでしょうが、1日は24時間あるし、1年は365日あるんだから、
トータルとしては、歴史への責任として、人間として、学習努力を編み出したいものですね。

これは自分自身に言ってるんですが。

とにかく、一読をお勧めします。
問題は、その先、その人なりの努力次第なんですが。






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Last updated  2022年06月05日 12時41分14秒
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